国王軍決戦②-032
第三十二話
イラアが国王の部屋に入ったそれに気づいた国王はイラアに言った
「来たなイラア、久しぶりだな」
イラアは国王に聞いた
「どういううことだ?
自分はあんたと会ったこともないぞ?」
「おっと失礼私の名はドレスローズまたの名をダイス」
イラアは驚き聞いた
「どういうことだダイスお前病気で亡くなったはずじゃ」
そうダイス彼はイラアの昔の友であった
「この体はいいぞ国王の体を私が完全に乗っ取ってやった」
「待てどういうことだダイス!?」
「国王のアビリティ相手を体に取り込む能力
だが俺がこいつの人格を完全に乗っ取ってしまったらしい」
「なぜそのような性格に…お前は誰にも優しい奴だった…なぜドレスローズなんかと」
「お前も聞いたんだろ昔のことを」
「アイスフロストリーフの一件のことか」
そしてドレスローズは過去の話をしていくのであった
「俺は病気で死の狭間をさまよった、だが1人の医者が五将眼の移植手術により五将眼のパワーで気を取り戻した、だが五将眼と言うことが知られたら命が狙われるそしてみんなにはダイスは死んだと言ったそして、アイスフロストリーフの一件があり俺は完全にドレスローズと名乗ったのだ」
「ダイスいやドレスローズ君の目的はなんなんだ」
イラアは言った
「目的か王国諸共人という人を殺すことだそして俺だけの世界を作る」
イラアは少し戸惑ったが決意を固めた
「わかったなら自分は君を倒すダイス
」
「そうかわかったよ」
「グゥッ」
その頃
レグテンたちはカムイにより押されていた
「くそゼロウスとビィノやられた」
「私の勝ちのようだなこの能力〝レディースブレード〟アビリティを強制的に無効化する能力こいつらの強力能力も無効化だな」
「こうなったら炎壊を使うしか」
レグテンは拳をカムイに向かって振るった
「無駄だ」
〝ガッ〟カムイは炎壊正拳を受け止めた
「なっなんて力だ」
「最後だ9域魔法〝ゼビロボ〟」
カムイは腕を差し出し魔力を貯めた
「5秒もすれば魔力が溜まり攻撃が当たるだろう終わりだレグテン」
〝シャキンッ〟〝ボト〟
カムイの腕が落ちた
「間に合ったようね」
そこにいたのは五将眼持ちの1人トワールであった
「今だ炎壊正拳!!」
〝ドゴォッ〟
「これで終わりだ…」
「〝炎壊正拳〟!!」
〝ドゴォォッッ〟
そしてカムイはその場で倒れた
レグテンは警戒した様子でトワールに言った
「どういうことだ女お前は何者だ」
「王国の様子を見にいってみればあの子本当に実行していたのね五将眼でも平和に暮らせる世界をね…」
「とりあえずあんたを味方と見ていいようだ
こいつらに回復魔法をやってくれ」
「わかった少し時間がかかるあんた出血がひどいわそこで待ってなさい」
一方イラアたちは
「くくく懐かしいなこのように子供の時は戦いごっこをやっていたものだ」
〝ガキィンッ〟〝ガキィンッ〟イラアとドレスローズは激しい攻防を繰り返した
「そろそろ戦って10分かそろそろ俺の五将眼を見せてやろう〝解放〟!」
ドレスローズは五将眼の力をイラアに見せたその途端ドレスローズが見た椅子が圧縮され〝ドパァォァッ〟
「なにどういうことだ椅子がなぜ…」
「見たものを宇宙空間に送る能力」
「宇宙空間!?」
「あぁ宇宙空間ってのはこのように重力で圧縮されてしまう」
その時イラアも瞬時に五将眼を開放しようとした〝タァン〟
「ぐっぅっ」
ドレスローズは隠し持っていたピストルでイラアの五将眼を撃ち抜いた
「がぁぁっ」
「これで五将眼は使えまい失明ものだ」
「くそバーページカラー」
その部屋に煙幕が放たれた
「ふっ魔力探知で丸見えだっ…ぐはっ」
ドレスローズの腹に重たい一撃が入った
「武器より拳の方が早い」
ドレスローズはよろけた
「ここから形勢逆転だ」
つづく




