表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
遡り  作者: りら
7/19

6

英二は病院へ向かった。

「なんで自殺なんか・・・」


璃子が浮気って言葉使ったから頭に血が上ってもう浮気としか考えていなかった


「救急搬送された笹木の家族のものですが・・・」


「笹木さんのご家族の方ですか」

後ろから看護師に話しかけられる。


「ご案内いたします」

看護師に案内されたのは霊安室だった。


「笹木さん、この度はお悔やみ申し上げます」

警察もきた。


「橋から女性が飛び降りたとの通報がありました。こちらは彼女の所持品となっています。鞄の中にあなた宛ての遺書が残っておりましたので、こちらとしましては自殺として処理中です」



「・・・」


警察や看護師、あとから来た葬儀屋の話を聞き、英二は呆然としていた。

遺書を読む。

駆け付けた義両親に説明しなんと説明するのがいいのかわからなかった。


遺書には、あの日の詳細がかかれ、美穂の絶望感がにじみ出るものだった。


「・・・」


そして、鞄には離婚届は入っていなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ