2。
初執筆、初投稿です。よろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
天界はどこも白い。汚れつかないんだろうなー。食べなくても平気だし。さっきお茶飲んだけどお菓子とかあったのかなぁ。とか思いながら扉開けたらすぐ母胎かと思ったのにまた部屋があった。
しかもなんか幼児のような声が沢山。何ここ幼稚園?保育園?何?とまたもや困惑。すると大きな人が近くに来たので見上げる。ホムンクルスだ。大きい人だぁ。と思って首が疲れるなぁと自分頭に手をやるとあれ?頭のてっぺんに手が届かない。手を見ると明らかに小さい。
あー。幼児かー。なるほど母胎に入る前幼児化するのかぁ。となんだかよく分からないが納得しながらほかの幼児をみる。すると5人が固まって揉めている。思わず「どうちたのー?」と声をかけた。するとまた増えたとばかりに幼児達に睨まれる。
幼児に睨まれても可愛いものだとニコニコしてたら「先に来たのは僕らなんだからこっち来んな!」と肩を突かれる。ちょっとこいつ生意気と思わず。「なんでケンカしゅてるのか聞いただけでちょ?余裕にゃいわね!モテにゃいわよ!」
「なんだとぉ!」『ポカッ』と言われると同時に頭を叩かれた。
ビックリして目をまん丸にして見返したら、揉めてた1人が可哀想に思ってか話してきた。「今誰がここの滑り台を滑るか話し合ってるんだ。」滑り台?話してくれた子が指をさしている先にある場所を見ると、階段を登るタイプの滑り台ではなく丘から滑る芝そりみたいな場所が広がっていて1人づつ滑るように1レーンづつ両脇に仕切りがついている。色は相変わらずの白だがキラキラエフェクトが入っていて綺麗だ。
「あの場所以外沢山空いてるじゃない?なんでみんなで仲良く滑りゃないの?」
すると皆がギョッとした顔をして私を見る。
「ここは母胎に通じる滑り台だよ。みんなどの親の子になるか本気なんだよ。」とひとりが言う。「みんなで仲良くってお前はアホなのか?」「転生部屋の性別決める的の担当の人に説明されなかったの?」と矢継ぎ早に責め立てられた。
「おっ。おう。」そう言うしかない。前世記憶持ちで
ヨメコゼに女って言われたなんていえないし、そもそもヨメコゼ様よ、何故説明してくれないのよ。知らんよこの設定。とじとっとホムンクルスを見上げる。ホムンクルスは「あなたは、来世女性ですのでこちらの滑り台ではなくあちらににおいでください。」と連れてってくれるらしい。ただ、この子達ほおって置くのも良くないよね。多分揉めてる間に母体の中の子が流れることも考えられるよね?そしたらあちらのご夫婦特にママが辛すぎる!
そう思ったらお節介おばちゃんよろしくで揉めてる幼児に仁王立ち。
「ジャンケンって知ってりゅ?これは下克上よ!」とまくし立てじゃんけんのルールそして「最初はグー」も5人なので合わせやすいので採用。神様仏様志村様だわ。(地球に転生してるか分からないけど大きい両開きの扉に向かって手を合わせとく。)その結果私を叩いた生意気小僧が勝ってしまった。なんかみんなごめん…
思わずホムンクルスを呼んで内緒話ができるように屈んでもらう。「負けた子達も頑張ったんだかりゃ素敵にゃ御家族の所に導いて欲しいにょ。」するとホムンクルスは以外にも「はい。」と引き受けてくれた。ちょっと以外。もっと機械的に「出来ません。」と言われるのかと思った。そして生意気な小僧はリュックを背負い母胎滑り台まで勝ち誇った顔で歩いていくそして「じゃあ逢えたら来世でな。」と鼻歌交じりに滑って行った。もう会いたくないけどな。来世で見かけても天界で頭叩かれた事ずっと覚えとくかんな!と心で呟く。
乗りかかった船だと残った4人とホムンクルスでみんなにとって素敵な家族を探した。
1人は商人の子供として、1人は騎士の子として、1人は政治に精通する家の子として最後に残ったのはいちばん優しくしてくれた子だった。
その子は「あの家に生まれたかったんだ。」と1番落ち込んでいた。理由を聞いたが直感だったという。
「ホムンクルスさん何かいい方法ないかな?」藁をも掴む思いで聞いてみると「…1組だけ…気になる夫婦がおります。なかなか子に恵まれないご夫婦ではありますが、あなたが望めばその夫婦の子になれます。どうされますか?」と男の子に問いかける。男の子はどんなご夫婦なのか?聞きホムンクルスの説明に納得したのか「僕そのうちの子になる。」と決心した。私にはご夫婦の話はして貰えなかった。ちょっと聞きたかったなぁ。
でも納得してこの子も決めたんだし人生謳歌して欲しい。
滑り台まで見送ると他の子より少し大きいリュックを背負った男の子に「幸せにね!」と握手をした。男の子はちょっと照れくさそうに「ありがとう。君も幸せにね!来世逢えたら嬉しいな。」と言ってくれた。思わず「私も!」と笑顔で答えて「じゃあ覚えていたらでいいから合言葉作ろう!」とお互いに話し合い「ハーゲンベルギアという花の花言葉に『奇跡的な再開』っていうのがあるわ」と教えると嬉しそうに「それだ!」と言い「もしどちらかが見つけたらハーゲンベルギアを贈りあおう。」そう言って手を挙げて後ろ向きに手を振って滑り台を滑って行った。
ロマンチックだが覚えてないだうなぁーと独り言つ。
ホムンクルスに気になっいたリュックの中身を聞いたら、アスタリスク星は生まれる時にギフトとカルマを貰って旅立つ(母胎に入る)そうで、じゃああの子リュック他の3人に比べて大きかったけどギフトがすごいの?カルマが大きいの?出来たらギフトでありますようにと思わずさっき男の子が滑って行った滑り台に手を合わせた。
リュックは母胎に入ると魂に吸収されるんだって不思議ねー。
ホムンクルスさんの歩調が止まり「ここですよ。あなたはこの滑り台です。こちらが先程のリュックですよ」と渡される。
リュックの中身は…「これちょっと大きくない?」さっきの男の子より大きいリュックに思わずホムンクルスに言うと、「あなたは産まれる前から1つカルマを持ってるじゃないですか。それと通常分があるので普通の人よりはちょっと大きいです。」ああ、前世の記憶はカルマなのね…私自分で課しちゃったんだな。トホホとリュックを背負い滑り台の前へ。下をのぞき込むと頭の中に映像が流れる。妊婦さんが幸せそうにベッドの脇にある椅子に座って編み物をしていた。あれが私のママねお美しいわ。でもちょっと顔色が悪いわね、つわりきついのかしら?ママのおっパイ飲むのよね…ワォ!と大きいお胸のお美しいママを見て照れる。思わず首を振って煩悩を分散する。
「ホムンクルスさん色々お世話になりました。来世頑張って幸せな人生を生きていきたいと思いましゅ。ホムンクルスさんお元気で。」と言って滑り台を滑っていきました。すぐに「ホムンクルスさんにお元気ではおかしいかまあいいや」という声が響いていた。
「私ホムンクルスに見えたのかしら?そんなに表情乏しい?」とホムンクルスと呼ばれた人が話しかけるとキツネがちょこんと隣に座って「えっでも神様ノリノリでホムンクルスの真似してたじゃないですかぁ。」と呆れた声で話す。
「最後までバレないってどうなの?途中言いにくくなっちゃったからいえなかったのよ。もうちょっとお話する時間あったのよね。まあ、アスタリスクで彼女が人生謳歌すればそれでいいわ。」「そうですね!ちょっと気が強そうですが、ちゃんと自分の考えを持った子みたいですし、カルマも乗り越えられるんじゃないですか?」「そうねぇー。7歳の儀式に私の加護与えちゃおうかなぁ…ふふっ。」
「そこは慎重にお願いしますよ。前に加護与えた子最後は幸せになったからいいものの加護与えた途端不幸が続いたんですからね。」「あれは、私が悪いわけじゃないじゃない、王国の国王と聖王が取り合ったはなしでしょ?本当に人間って強欲よねー。」
「こちらでは助けられないんですからね!加護といっても魔力が上がるくらいでこちらから彼女のことをこっそり覗くのが目的なんでしょ」
「彼女の魔力を上げるのもこちらから彼女がよく見えるようにだし、魔力が上がる事が得になるのは彼女しだいじゃない?」
「はぁ…彼女前世魔法のない星の出身ですよ?0からスタートじゃないですかぁ。」
「だから面白いんじゃない。早く7歳にならないかしら?ふふっ。」そんな話を天界でしていた頃あの子の母胎の肉体と魂か綺麗に融合した。
その後転生したあの子はどうなったのか、あの男の子に会えたのか、アスタリスク星はどんな場所なのかはまた別のお話。
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