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  作者: 暮伊豆
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美砂と百合子

翌日。美砂は全員を送り出してから、彩花を迎えるべく次郎のアパートへと向かった。車を運転しながら考えていることは昨夜の逢瀬と瀧川一朗のことだった。


美砂は知っている。


滝川次郎と、あの瀧川一朗の関係を。

なぜなら瀧川一朗本人から直に説明してもらったからだ。

夫である倶天(ともたか)が次郎を拾ってきてから一月(ひとつき)ほど経った頃だった。念のため身元の確認をしていた際に現れた名前が滝川百合子。次郎の祖母であった。


その名前に聞き覚えがあったのが夫である。まだ、白浜組など影も形もない頃。夫が幼少期を過ごした田舎の住人だったのだから。


それから百合子に連絡を入れ次郎の現状を説明すると、百合子からも助言をもらった。

『もし藤崎家絡みで問題が起きたら瀧川一朗を頼れ』と。


その後、一度目に健二が次郎の部屋に押し入った際にどうにか連絡を取り……一朗本人との面会に成功し、全ての事情を明かされたというわけだ。


その事情とは……

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[良い点] 見事にいいところで引っ張られた! 続きが気になって仕方ない……! くそう、こうして婦女子も手玉に取ってるんですね巨匠……! 罪なお人よ……!
[一言] ようやく分かる、次郎の秘密。
[一言] 事情とは……とは!?
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