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  作者: 暮伊豆
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食後の次郎

食後、計算ドリルに取り組む次郎。


「あ、そこ、間違えてるよ。繰り上がりがあるんだから。」


三桁×三桁のかけ算である。次郎はついにこんな計算までもできるようになった。まだ間違えはするものの。


「次郎はなぜこんな小学生の問題なんかやってるの?」


そう問われて気付いた。自分でも分からないということに。


確かきっかけは……羽美だったような。だが、次郎が思い出せるのはそこまでだった。

朧げに、羽美が原因っぽいと伝えるのみだった。


「ふーん……そう……」


どことなく不機嫌になった彩花。だが次郎がその事に気付くはずもない。


白浜家の風呂場での様々な出来事を彩花が知ればどう思うのだろうか。次郎はそんなことを気にもせず計算ドリルに集中するのだった。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[一言] これが修羅場!!(ワクテカ)
[一言] モテるのに自覚がない。 まるで誰かのようw
[良い点] 反省して汐らしくなったとはいえ、誠子の時のことを考えると彩花は嫉妬深い、もしくは独占欲が強いタイプかもしれないので、ちょいと心配です! でも相手は小学生。 大丈夫ですよね?(笑)
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