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  作者: 暮伊豆
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迎え撃つ彩花

次郎は久々に白浜家で風呂に浸かっていた。実際にはまったく久々ではないのだが、次郎の感覚では久々だった。


風呂に浸かりながら考える。彩花のこと、羽美の言い分。


しかし、下手の考え休むに似たりとの言葉があるように、次郎がいくら考えても全く意味がない。次郎には何一つ分からない。自分がどうするべきか。彩花に何と言うべきか。さっぱり分かっていない。


そのまま……心配になった美砂が呼びに来るまでずっと湯船に浸かっており、湯当たり寸前になっていた。


それから、次郎と彩花は白浜家で夕食をとってからアパートへと帰っていった。羽美は不満そうな顔をしていた。


「次郎。私、もう逃げないわ……」


帰り道。次郎の自転車の背中で、彩花はそう(つぶや)いた……


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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[一言] 彩花、本当だろうな……?( ˘ω˘ )
[良い点] 更新キター!楽しみにしていました!(゜∀゜ 三 ゜∀゜) [一言] 次郎、頑張って考えているけど、女性絡みは次郎じゃなくても大変だ……。 ここは頭夫妻が頼りかな?(;´∀`)
[一言] 正直、次郎に何とか出来るようなら、物事ここまでこじれてないでしょう。 また、事態の収拾は頭の仕事か?
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