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  作者: 暮伊豆


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美砂と彩花 2

彩花の一言に思わず納得してしまう美砂。


「ふぅん? そこまで次郎の側に居たいってのかい?」


「う……うん……」


「じゃあなんであん時逃げたのさあ? 次郎が汗水流して稼いだ金を持ってさ?」


「こ、ここでの次郎の暮らしが……信じられないほど……見窄らしくて、惨めだったから……」


信じられないほど正直に言った彩花。次郎が一日働いて稼ぐ金と同額の肉を食べておいて……この言い草である。


「ふぅん。次郎の暮らしが惨め……か。あんたぁ自分(てめぇ)で金ぇ稼いだことなんかないだろ。当たり前か……よぉく分かった。行くよぉ。さっさと来な!」


「う……うん……」


寝巻きのまま、美砂の車に連れ込まれた彩花。一体どこへ行くというのだろうか。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[良い点] 『美砂と彩花 2』まで拝読しました。 美砂さん、流石! カッコいいですね。 彩花も素直に言うことを聞いているというか、聞かせてしまうところが凄いです。 次話、どのような形で彩花を導くのか…
[一言] これは教育が必要ですね( ˘ω˘ )
[一言] 姐さん、お見事です。
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