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  作者: 暮伊豆
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次郎の帰郷

三日の休みを経て、次郎は回復した。今日から仕事だ。


「おお、聞いたぜ。ついちょらんかったのぉ」

「おめぇも大変やの? まあがんばれや」

「女にぁ気ぃつけんといけんでぇ」


三日ほど休んだ次郎を同僚達はどうも思ってないようだ。自分達だって休むことはあるのだから当然だという考えなのだろうか。




こうして重労働ながらも穏やかな日々が続いた。


そして年末。


「明日から一週間休みじゃあ。」


頭から知らされる。


「おう次郎、おめぇたまにゃあ帰れよ。」


言われてみれば、高校を卒業してから祖母の待つ生家に帰ったことがない。大好きな祖母に元気な顔ぐらい見せるべきだろう。幸いボーナスが少しあったので往復の旅費に問題はない。




電車に乗って県を一つまたぎ、駅を出たらバスに乗る。バスから降りたら歩いて二十五分。懐かしい実家が見えてきた。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[一言] デデンデンデデン デデンデンデデン♪ チャララ~↑チャ~↘チャ~↘チャ~↓♪ みたいなBGMが脳内で勝手に……
[一言] これは、実家でも一波乱ありそうな予感……!?
[良い点] キツイ肉体労働の職場なんでしょうけど、雰囲気は凄くいいですね。 次郎には天職では。
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