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  作者: 暮伊豆
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一朗と勇次郎

『まずいことになってるぞ一朗』


弁護士の丘野は警察署を出た後、すぐに公衆電話から瀧川一朗に連絡をした。


『そうか。どんな感じだ?』


『サインしちまってる。だが、まだ戦える目はある。接見拒否されたからな。明らかに不当だ。何にサインしたか本人も分かってないしな』


『それはそうだろう。そんなサインに価値などあるものか』


『問題はまだある。彩花ちゃんに付いた弁護士だが……辻だ。あのジジイは先代の頃から藤崎家のお抱えだからな。あいつは少しばかり厄介だ』


『ん? 辻だと? もしかして辻 剛次(つじ ごうじ)か?』


『さすがに知っていたか。あいつは勝つためなら何でもするタイプだ。少しばかりまずいぞ……」


『いや逆だ。あいつが担当するならどうにでもできる。そっちは俺に任せておいてもらおう。お前は次郎のことを全力で頼む』


『さすがだな一朗。あのジジイの弱みでも握ってるのか。分かった。こちらは何とかする』


『すまんが頼むぞ(ゆう)


瀧川一朗と丘野勇次郎。二人は大学の同期らしい。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
ふふふ……さらに盛り上がってきましたな……! さあ、どっちに転ぶ……!?
流れ変わったな( ˘ω˘ )
一朗さんの安定感!!!(大歓喜)
感想一覧
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