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  作者: 暮伊豆
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罠2

数人の警官がトイレへとやってきた。


「こいつを取り押さえてくれ! 白田がやられた! 逃亡のおそれがある! 大丈夫か白田!」

「何ぃ!? こいつか!」

「警察署内で逃亡できると思うなよ!」


次々と現れる警官に一瞬にして拘束された次郎。もちろんなぜそうなったのかは理解していない。言われた通りにしただけなのに。


「どうやらこいつは藤崎彩花に殺人を唆したらしい。自供したくせに逃げようと暴れたみたいだ。なんとも短絡的な男だ」


「とりあえず連行しときますね」

「取り調べは黒さんがやりますか?」

「藤崎彩花の件でしたか。あの頑なな態度はこの男を庇ってるってわけですか」


「おそらくそうだろう。どうやってたらし込んだかは分からんが妹に実の姉を刺させるとは酷え真似しやがるな」


そう言う刑事の顔は昏い喜びに溢れていた。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
田舎の警察なんてこんなものかもしれませんね
コレは教育やろなあ( ˘ω˘ )
アウトレ○ジ級にヤバい警察っすなホント……。
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