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  作者: 暮伊豆


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朝の騒動

翌早朝。次郎のもとに刑事が来た。靴も脱がずに上がり込み次郎を叩き起こした。


「起きろ! お前に逮捕状が出たぞ! 藤崎彩花を扇動して藤崎莉奈を刺すよう仕向けたな! これは立派な殺人教唆だ!」

「さっさと立て! いいか! お前には黙秘け……いらんな。どうせ理解できねぇだろ。いいからさっさと来い!」


手錠をかけず襟首を掴み、猫の子のように連行された次郎。刑事は「逮捕状が出た」と言っていたが、次郎はそれを見ることもなく部屋から出ることになった。一切の荷物もなく、誰にも連絡することなく連行された次郎。

もちろん本人は状況を何一つ把握していない。逮捕状と言われようが殺人教唆と言われようが、何一つ理解していない。


寝巻きのまま覆面パトカーと思しき車の後部座席に押し込まれた次郎。車は無情にも発進する。警察署とは違う方向へと。

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― 新着の感想 ―
『朝の騒動』拝読しました。 あれよあれよという間に連れて行かれた次郎。 ラストの一文……。次話が気になります!
これは……次の展開が気になりますね。
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