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  作者: 暮伊豆
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寒い部屋

羽美が帰ってから数時間後。次郎はようやく起き出して、すっかり冷たくなった弁当に箸をつけた。


食欲もなければ空腹感もない。それでもある種の義務感から弁当を一口食べたところ……次郎の食欲が復活した。たちまち全てを食い尽くし、再び思考が止まった。


一体何が起こったのか。自分はどうするべきか。彩花は何やら怒っていた。警察にも行った。あれこれ聞かれたが理解はできなかった。


しかし……次郎は必死に考えていた。


分かったことは、彩花がいないと部屋が広く……一人で眠る布団は寒いということだけだった。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[良い点] 待ってました。 久々の更新、嬉しいです。 しかし警官連中、マジ糞ですな。 このまま次郎に冤罪をかけるのか。 いずれにせよ、先の展開が楽しみです。
[良い点] 『寒い部屋』拝読しました。 いつの間にか次郎にとって彩花は、大切な存在になっていたのですね。 次話も楽しみにしていますね(*^^*)
[一言] 次郎……( ˘ω˘ )
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