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  作者: 暮伊豆


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来訪者、羽美

夕方、次郎の部屋を訪れる者がいた。


「じろー、いる?」


羽美だ。ここに来るのはいつぶりなのだろうか。

返事を待たずに上がり込む羽美。


「じろー……じろー! な、何してるの?」


次郎は何もしていない。布団に横たわり、ただ真上を見つめている。


「これ、お母さんが持っていけって……」


話しかける羽美に目もくれない次郎。


「ひっ! わ、私帰るから! じゃあね!」


羽美は目にしたのだろう。布団に付着した赤かったであろう血痕を。弁当を手から落として部屋から逃げてしまった。

次郎は、何もせず天井を見続けていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ぎゃあああ!次郎!弁当は食べて! 放心状態が不穏すぎる!
[一言] 血痕そのままかよ!w
[一言] 次郎のキャパは超えちゃいましたか。
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