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  作者: 暮伊豆
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現れた女

「姉さん……久しぶり」


彩花に声をかけてきたのはどうやら同じ藤崎家の姉妹らしい。


「なーによ? 久しぶりに会った姉さんにえらく冷たいじゃない。しかもそんな買い物袋なんて下げさ。所帯じみてんねー。あ、もしかして男?」


「う、うん……」


「へーえ。彩花って昔から面食いだったもんねー。見せてよ。この辺住んでんでしょ? 行くわよ」


「行くって……どこに?」


「そんなの彩花んちに決まってるでしょーが。あの彩花が男と同棲とはねー。兄さんが知ったらぶち切れだね?」


彼女は藤崎莉奈。彩花より三歳上であり藤崎家の二女である。奔放な性格で高校を卒業してからは、ふらりと出ていっては飽きたら帰るような生活を繰り返していた。

それがなぜ今になって彩花の前に現れたのか。いくら彩花でもそれが偶然とは考えられなかった。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
[一言] 彩花、逃げてえええええ!!!!
[良い点] ようやく彩花が真人間になって来たのに、またしても暗雲が……。
[良い点] こ、これは……! やはり波乱の予感しかしない……!
感想一覧
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