決闘 [1]【4ページ】
さぁて決闘時間だが、よく考えると相手の強さが未知数だからな…油断は出来ない。そして俺は闘技場えと行った。
────────────────────────
休憩所に入ったが、最初は作戦を考えないとな。確かアトラルは、炎の貴族と聞いた、主な魔法は炎属性と考えていいだろう。うん。怖い。凄く怖い。(語彙力)主にプレッシャーが怖い。
いやっ、もう言ったことだ!男に二言は無い!
「さぁ!皆さんお待ちかねの決闘の開幕でぇーーっす!!」
「「うおぉぉお!!!」」
ナレーターの声と共に闘技場は決闘を待ちに待ってた生徒達の熱気で包まれていた。
なんだよこれ!?えっ!?ギリシャのコロッセオかよ!?見たことないけど!!いやまぁ…シーンっとなっているよりはマシだけど…えぇ…。
まぁこれはこれでいいけどさ。
「何と!今回の対戦者は!学園屈指で強いと謳われている炎の国の貴族、アトラル!」
「「うおぉぉお!!!」」
「もう一方の対戦者は今日転校して来た、転校ホヤホヤの黒瀬 蓮!」
「「うおぉぉお!!」」
いやっ転校ホヤホヤってなんだよ!とゆうツッコミは置いといて、絶対に勝って見せるからな!アトラル!
「フッ…なんだお前逃げてないのか。てっきり口だけ野郎かと思っていたがな、ハッハッハ!」
アトラルはこちらを嘲笑うかの様に笑った。
「それはこっちのセリフだ。お前だって学園屈指で強いと謳われている事で調子乗ってんじゃねえぞ」
こういう奴にはこんな風に煽っとけば簡単にキレるこれでこちらに攻撃に徹すると思うんだかなこれだけは賭けだな。
「なんだと!?」
おっ、引っ掛ったな。予想通りだ。
「おっと、いきなりは険悪なムードですが始めますよー。レディー…ファイト!!」
決闘のゴングがなった。
「出て来い!『神器・爆炎の大剣』」
大剣は文字通り、炎が剣の形をしている。少し近づいただけで熱さを感じ、大剣の中には小さな爆発が繰り返し爆発している。
「ほぉ、大抵の人間はこれを見ただけで怖気付くのにな。中々根性あるな」
そう…大抵の人間…人間は…ね…
「残念だったな。俺は人間では無いものでね。そちらの神器を見せて貰ったお礼に俺の種族、神器を見せてやるよ」
そう言った俺は背中からグチャグチャと生々しいを音を立てていき、蝙蝠の羽がバサっと広がった。
「なっ、なんと…悪魔…黒瀬 蓮は悪魔でした!!」
「嘘だろ!?」「うわっ、怖い…」「あっ、悪魔!?」
等と驚愕した声が聞こえた。そして神器。
「『神器・黒き荒鉤爪』」
俺の全身に闇に侵された金属のような物。手より大きな爪、足はあたかも獣の様な形をしている。爪には禍々しいオーラを放っており今にも無意識に膝から崩れ落ちそうな威圧感がある。
「全身武装とは、どこかのお偉いさんか?」
「さぁそれはお前が勝ってからの、秘密だ」
色んな事で大変だったので投稿がお連れました。すみません。