転校 [1]【1ページ】
どうも初めまして千と申します。初投稿なので変な所があればご指摘下さい
【2.3爆破テロ事件】
〇〇県〇〇市〇〇中学校が、謎の爆撃によって起こったテロ事件。特殊部隊が突撃したところ、生徒職員そして、テロ組織の死体がそこら中に転がっており、生徒職員は全員死亡したとみられた。
特殊部隊が奥に進む最中の無線に『廊下にも死体が沢山ある。!なんだあれは、子供?背中に6本の触手を持つ子どもが─うわっ!なんだ!撃──』無線は途切れてしまい、それ以降、無線は掛かって来なかった。
政府は、危険な人型の魔物が居ると判断された。
尚、現在中学校から判決20kmは立ち入り禁止区域に指定され、事件がどうなったかは分からない。
「暇だ…暇すぎる」
俺の名前は黒瀬 蓮。無職でしかも中学校中退という、異様な経歴の持ち主である。正直こんなゴミ…いや生きるゴミに一つの電話が掛かってきた。
彼女?いや居ない。友達?も居ない。
俺は一体誰が掛けてきてるか推理(?)しながら電話に手を伸ばした。
「はい?もしもし?」
電話の相手はまさかの。
「よっ!久しぶり、俺だ父さんだ」
俺の父だった。こんな俺に電話を掛けてくるなんて、どんな風の吹き回しだよ。
「いきなり何だか。実はな…」
「うん。」
『お前を魔法育成高校に入学する事になった!!』
「えっ?ちょはぁあ!?」
こうして俺は魔法育成高校と言う魔法を専門とした、学園である。
父さんが言うには、制服やその他諸々は今日送られて来るらしい。そして学校のマナー等を教えて貰った。
嬉しいは嬉しんだが、一つ疑問が過ぎった。
受験は?
そう、俺は今年17歳。可笑しいとしか思えない。
「俺…あの…受験してましたっけ?」
「えぇ…あぁ…その事だが」
徐々に父さんの声が小さくなっていった。何かあるのだろうか?もしや!?
「裏入学だ。すまない」
やっぱりだよ!!予想通りだよ!!
話を聞いた通りでは、学園内でお偉いさんが父さんの友達らしく、もう一人居て、俺の事情を知っている先生が居ると聞かされた。
俺は現実逃避をし、今日は寝た。
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「ふぁあ…よく寝た。今何時だ?」
ふと、目覚まし時計を見て見ると…俺は冷や汗を出しまくった。何故?だって?
「(初日遅刻はヤバイ!)」
こういう事。俺はすぐ様制服に着替え、家を出た。
「(よしっこのまま走ればもうすッ──)」
「「痛たっ!!」」
曲がり角から出てきた女の子に当たってしまった。ていうか何この展開!ラブコメかよ!俺はすぐさま立ち、女の子に手を差し伸べた。
「大丈夫ですか?怪我はないですか?」
よく見れば入学する学校の制服と同じだった。髪はショートで茶髪。小柄で可愛い、そういう印象だった。
「あっ、こちらこそすいません。急いでいるのでそれではー」
そして女の子は走り去って行った。あっそういえば名前聞けなかったー!クソぉー!俺はそう嘆き、学校へ
走って行った。
最初からヒロイン登場!