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鉄として生まれた青年  作者: 猟人
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1話『幼馴染、優莉』

突然に鳴る目覚まし時計。それを無造作に止める。

リビングに行きコーヒーメーカーのスイッチを入れる。

棚からパン、食器棚から皿とマグカップ、冷蔵庫からジャムやマーガリンなどを取り出す。

パンをトースターに投げ込み2分トースト。

2分の間に着替えを済ませパンを取り出しジャムを付けて、食べる。コーヒーも、飲む。

食後にミニトマトをいくつか食べて歯磨きを済ませる。

玄関を開けるなり朝日が目に入る。眩しい。


学校の近くに行くと久しぶりに見る後ろ姿があった。

「おはよう、優莉ゆり

「おはよー、たっくーん」

「新学期早々眠そうだな」

「春休みは生活バランス崩しちゃってねー」

「学年トップのお嬢様がそんなんで大丈夫なのかよ」

彼女は城崎しろざき 優莉ゆり。城崎といえば容姿から始まり性格、人間性、体力、学力あらゆる点で天才的な一族だった。彼女はその一族の長女。

「だった」と表現したのは彼女が一族唯一の怠け者だからだ。

もちろん優莉も怠け者以外は天才的。誰にも劣らない。努力なしに誰よりも長けている。本当の天才だ。

しかし課題の量を理由に偏差値の低い高校を選んでいる。僕は全力で勉強して受かったのに。


僕は幼い頃から優莉と、というより城崎家と関係が深い。というのも両親揃って城崎家の使用人だったが僕が2つの時に両親は死亡。親族も既にいなかった。

城崎家で9歳まで育てられ自分の意思で独立。

援助を受けながらアパートの一室に部屋を借りている。

9歳で独立!?と思うのが普通だがもちろん城崎家の家の近く。携帯電話まで持たせてもらい家事スキルは城崎家の使用人の方に教わりながらだ。お金の使い方なども。残念ながら勉強には遅れたが家事の方が役に立つし、大切だ。


今更だが優莉とは幼馴染。物心ついた時から友達だ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

個人的にはいいキャラ配置だと思い満足しています。(初歩の段階なのに)

幼馴染というのはベタですが理にかなっていると自分に言い聞かせています。

中々進展しませんが日常風景も是非楽しんでください!

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