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エピソード 4ー6 決着

 ――古代遺跡が起動したら、ミレルの街に魔獣が押し寄せるかもしれない。

 だから俺は強行軍で馬を駆り、日没ギリギリにミレルの街へと到着したのだけど、周囲には人っ子一人見えない。それどころか警鐘が鳴り響いており、門戸は固く閉ざされている。


 まさか、もう魔獣が押し寄せているのか?

 想像よりずっと早いけど、時間的に考えたらありえない話じゃない。ともかく今は合流するのが先だと、俺はカティア達の家へと向かう。

 だけど、カティアの家もほかと同じように、入り口は固く閉ざされていた。


「カティア、リスティス、俺だ、一希だ!」

 扉をどんどんと叩き、大声で呼びかける。

 俺がいた頃なら、そろそろカティアはギルドの仕事を終えて帰ってくるころで、リスティスは夕食の準備をしているはずだけど……返事はない。

 ギルドかどこかに避難してるのか? もしそうなら問題ないけど……カティアだからなぁ。魔獣が押し寄せてきているなら、迎撃に出ていそうな気がする。

 ギルドと森。どっちにしても方向は北なので迷う必要はない――と、俺は馬に飛び乗った。



 街の北側は悲惨な状況だった。どうやら、既に魔獣が街に入り込んでいるようで、ところどころで、人間や、ガルムを初めとした魔獣の死体が転がっている。

「カティア、リスティスっ、どこだ!」

 人気のない街中を馬で駆け、必死に呼びかける。直後、角の向こうから女性の悲鳴らしき声が響いた。俺は慌てて、そちらへと馬を走らせる。

 そこにはガルムが一体。銀髪の少女に覆い被さっていた。焦った俺は必死に馬を走らせ、すれ違いざまにガルムの首をはねる。


「カティア、無事か!?」

 馬から飛び降り、血を撒き散らすガルムを蹴りのける。そこには横たわっていたのは、喉を食い破られ、物言わぬ遺体となったカティア。

 ――ではなく、見知らぬ少女だった。俺は痛ましい気持ちを抱きつつも、少女がカティアではないと分かってほっとする。


「そこに誰かいるのか!」

 悲鳴を聞きつけたのだろう。角の向こうから二人組の冒険者が飛びだしてくる。そうしてガルムと少女の遺体を見つけ、沈痛な面持ちをした。

「すまない、俺が来たときには手遅れだった」

 俺は罪悪感から、思わず謝罪を口にした。

「そうか……って、お前、一希か!?」

 なんで俺の名前をと思ったのは一瞬、冒険者の一人が冒険者ギルドで知り合ったウェッジさんだと気がついた。

 その直後「一希お兄ちゃん? 一希お兄ちゃんがいるの!?」と声が響く。見れば、角の向こうからリスティスが飛び出してくるところだった。


「リスティス、無事だったのか!?」

「一希お兄ちゃん、カティアお姉ちゃんを助けて!」

 リスティスがまっすぐに駆け寄り、俺に抱きついてくる。その小さな身体を慌てて抱き留め、言葉の意味を考えた。

「助けてって……なにがあったんだ? カティアは一緒じゃないのか!?」

「さっきまで一緒だったんだけど、はぐれちゃったの!」

「はぐれたって、なにがあったんだ?」

「ハイガルムとガルムの群れに襲われて、カティアお姉ちゃんがおとりになるって、飛び出して行っちゃったの!」

「ああああんのっ、ばかっ!」

 戦闘技術はともかく、身体能力は村娘同然にまで落ちている。それなのに、自分がおとりになるとかなにを考えてるんだ!


「すまない、俺達がふがいないばっかりに」

 ウェッジは沈痛な表情を浮かべている。

 けど、カティアの行動はリスティスを護るため。その行動を無駄にしないために、ウェッジ達はリスティスを逃がすことを優先したのだろう。

 似たような体験をした俺には、彼らの気持ちが痛いほど伝わってくる。

 なにより、ウェッジ達は必死にリスティスを護ってくれていたのだろう。リスティスに傷らしい傷は見えないけれど、冒険者の二人は決して少なくない手傷を負っている。

 だから、ここからは俺の役目だと、リスティスをそっと引き剥がした。


「……一希お兄ちゃん?」

「大丈夫だ、後は任せておけ」

 四年前はなにも出来なかった。

 咲夜の好意を無駄にしないために、身を隠すことしか出来なかった。だけど、今は違う。自分の力ではないけど、俺にはカティアを護る力がある。

 だから――


「カティアと、はぐれたのはどの辺だ!?」

「向こうの通りだが――」

 俺はそれを聞いた瞬間、馬に飛び乗った。

「お、おいっ!?」

「ウェッジさん達はリスティスを頼む。カティアは――俺が助ける!」

 俺は馬の腹をけり、カティアがいるであろう方へと急いだ。そしてほどなく――俺が見つけたのは、街の広場で複数の魔獣に包囲されているカティアの姿だった。


「――カティア!」

 魔獣に包囲されているカティアに向かって馬を走らせながら叫ぶ。それに気づいたカティアが目を見開いた。

「一希、どうして?」

「避けろ、後だ!」

 背後からガルムが飛び掛かろうとしている。だけど、俺に気を取られたカティアは、それに対する反応がおくれる。


「カティアっ!」

 馬がカティアの横を走り抜ける直前、俺は馬からカティアめがけてダイブした。そしてガルムより早くカティアに飛び掛かり、地面へと引きずり倒す。

 直後、カティアが寸前までいた空間を、ガルムの牙が切り裂いた。そして続けざまに、ほかのガルムが飛び掛かってくる。


「この――っ」

 慌てて剣を鞘から抜こうとするが、カティアに抱きついた体勢では抜くことが出来ない。

「――させないっ!」

 俺に抱きつかれたままのカティアが、飛び掛かってくるガルムを剣で刺し貫いた。そして的が怯んだ一瞬の隙に、俺とカティアは飛び起きた。

 そして、直ぐに互いの背中を合わせて魔獣と対峙する。


「……カティア、無事か?」

「リスティス、リスティスが逃げ遅れているの!」

 この期に及んで、自分よりリスティスの心配をしている。そんなカティアが誇らしいやら腹立たしいやら、俺は言いようのない感情を抱いてため息をつく。


「リスティスは大丈夫だ。それより、自分達の心配をしてくれ」

 ハイガルムを中心とした魔獣に囲まれた状況。馬はどこかへ走り去ってしまった。

 魔獣は突然の増援に驚いているのか、遠巻きにして手を出してこないけど、絶体絶命のピンチには変わりない。


「広い場所じゃ不利だな。路地裏とかに逃げ込むか?」

「……ごめん。さっきので足をひねっちゃったみたい」

「そう、か……」

 俺が飛び掛かったせいだと唇を噛む。だけど、今はそんなことを言っても仕方がない。どうしたらカティアを救えるかを必死に考える。


「カティア、魔術で魔獣を一掃できたりするか?」

「……ごめん、一希が側に来てくれても、魔力は急に戻らないの」

「なら、融合は出来るか?」

「それは、なんとか出来るけど……ダメだよ。一希が一人で戦うなんて危険すぎる!」

「このままでも十分危険だから、融合できるならしてくれ。戦うにしても、逃げるにしても、その方が絶対マシだから」


 いつもなら立場が逆だけど、今のカティアは足手まといだ。カティアを見捨てるという選択がない以上、融合してくれた方が護りやすい。

 それを理解してくれたのだろう。背中にあった温もりが不意に消失した。それと引き換えに、俺の内側が暖かい存在に満たされていく。

 俺はカティアと融合状態になったのだと理解する。

 だけど――


 敵が一人減ったからだろう。目の前のハイガルムが即座に襲いかかってきた。俺はそれを横っ飛びで回避。魔力素子(マナ)を魔力へと変換。魔術を使おうとするが――発動しない。

『ごめんっ、今の私は魔力が尽きかけてるから、魔術を操れないの。最短でも五分くらいはかかると思って!』

 それを聞いた俺は、即座にカティアの持つそれらの知識を引き出した。


 魔術を発動には俺の魔力を使用できるけれど、魔術の起動には精霊の力が必要になる。

 そして、俺からカティアに秒間で送れる魔力の量には限界がある。なので、俺が魔力を生成しても、一気にカティアの力を取り戻すことは出来ないようだ。


『ガルムはともかく、ハイガルムを剣で倒すのは厳しい。力が戻るまでなんとか粘るから、カティアは自分の力を取り戻すのに専念してくれ』

 俺はガルムの攻撃を避けながら、心の中でカティアに話しかけるが――


『それは……ごめん。五分くらいって言ったけど、それは一希が剣で戦ってない場合。一希が剣で戦ってるあいだは、ほとんど回復しないと思って』

『なんで――って、紋様魔術か』

 遥か東方から流れてきた、六つもの紋様魔術が刻まれた剣。自然に魔力を作り出す量が多い俺でも、消費量がぎりぎりなのだ。だから、カティアに回す分が足りないと言うこと。

 魔力を生成しながら戦うのは……無理だな。理論上は可能かもしれないけど、戦闘しながらそんな器用なまね、今の俺には出来ない。

 カティアの剣は――と、周囲を見回すけど見当たらない。


『剣は私が持ってるよ』

『それ、俺に渡せないか?』

『剣だけ融合を解くのは可能だけど……ごめん、さっきの攻撃で根元から折れちゃってる』

『そう、か……』

 さすがに折れた剣で戦うのは無理だな。俺も一応、予備の短剣を持ってるけど、さすがに短剣で魔獣の群れと戦うのは無理だ。

 出来れば逃げたいところだけど……それにはまず包囲網を崩さなきゃいけない。


『一希、どうするつもり?』

『取りあえず、この剣でガルムを片付けてから考える!』

『……分かった、無理はしないでね』

 心配するカティアに、大丈夫だと返しつつ、俺はガルム立ちとの交戦を続ける。

 ガルムの攻撃をバックステップでかわし、別のガルムへと襲いかかる。そうして、不意を打って一体のガルムを切り伏せた。

 だけど、ハイガルムはもちろん、ガルムも怯んでくれない。


 なんと言うか、物凄い勢いで狙われている。考えたくないけど、大気中の魔力素子(マナ)が低下している今、純度の高い魔力を持つ俺は、物凄いごちそうに見えているんだろう。

 俺は次々に襲いかかって来るガルムを一体、また一体と切り伏せていく。紋様魔術で強化された剣は折れることもなく、また切れ味が落ちることもない。

 ――だけど、持ち主までもがベストの状態を維持できる訳じゃない。疲労により剣筋の乱れた一撃は、ガルムを半ばまで切り裂いたところで引っかかってしまった。


『一希、避けて!』

 カティアの声を聞き、反射的に剣を離して飛び下がる。

 寸前のところで、ガルムの一撃が俺をかすめた。俺はそのガルムに対して、予備の短剣を抜き放ち、その首筋を切り裂く。

 これで残すところはハイガルムだけ――と行けば良かったんだけど、ガルムも二体残っている。しかも武器を奪ったという意思があるのか、剣を隠すようにハイガルムが立ち塞がった。


『一希、短剣だけで戦うなんて無理だよ! 融合を解いて私が囮になるから、一希はそのあいだに逃げて!』

『却下だ!』

 叫びつつ、襲いかかってくるガルムの噛みつきを側面に回避――が、避けきれない。そう思った俺は、その口に短剣を叩き込む。

 ガルムは悲鳴を上げて仰け反った――が、飛び掛かってくる勢いまでは消えない。

 避けきれなかった俺は弾かれ、バランスを大きく崩してしまった。しかも、ガルムの口に叩き込んだ短剣も引き抜くことが出来ず、俺は最後の武器も失ってしまう。


『――危ないっ!』

 カティアの悲鳴。俺の目の前に、もう一頭のガルムが飛び掛かっていた。俺はとっさに左腕をかざし、喉元に食らいつかれるのを防ぐ。次の瞬間、左腕に激痛が走った。

「こんの――っ!」

 目の高さにあった腕を、怒りにまかせて振り下ろす。俺の腕に噛みついたままだったガルムは、地面に叩きつけられて悲鳴を上げた。

 だけど次の瞬間、俺は激しい衝撃を受けて吹き飛ばされた。その衝撃は凄まじく、地面の上をゴロゴロと転がる。


『一希っ、一希! しっかりして!』

『……なに、が?』

『ハイガルムの前足に弾かれたの。――避けてっ』

『――っ!』

 カティアから流れ込んでくる情報をもとにとっさに転がる。俺にのしかかろうとしたハイガルムの前足が、すぐ横に叩きつけられた。踏み固められた地面をえぐるほどの一撃。

 俺は冷や汗を掻きながら、なんとか立ち上がった――けど、さっきの一撃で脳震盪でも起こしたのか、ふらふらとする。

 そんな俺を見て、ハイガルムが舌なめずりをした。武器を失って満身創痍。そんな俺には戦う力が残されていないと分かっているのだろう。


『一希、融合をとくよ』

『ダメだ!』

『でも、このままじゃ一希まで殺されちゃう! これは私が招いたことなんだから、一希だけでも逃げてよ!』


「――ダメだって言ってるだろっ!」


 俺は広場に響き渡るほどの大声で叫んだ。その声に驚いたのか、ハイガルムが警戒するように動きを止める。


『良いか、良く聞け! 俺は大切な人を犠牲にして生き残りたいなんて欠片も思ってない。四年前みたいな思いをするのは二度とごめんだ!』

『で、でも、このままじゃ二人とも殺されちゃうんだよ? どっちかでも逃げられるなら、その方が良いに決まってるじゃない!』

『まだ二人とも助かる方法があるかもしれないだろ! カティアも俺のことを想うんだったら諦めるな! 一緒に助かる方法を考えろ!』

『一希……』


 四年前だってそうだ。咲夜がおとりになって、俺だけが生き残った。

 でも、あのとき諦めていなければ、二人で一緒に捕まっていたら、もしかしたら今も二人一緒だったかもしれない。

 もちろん、二人とも死んでいたかもしれない。それどころか、もっと酷い結果になったかもしれない。だけど、あのときこうしていれば――なんて悔やみ続けるのは二度とごめんだ。


 ――と、強く訴えかけたものの、どうしたものか……と、俺はハイガルムから視線を外さず、必死に打開策を探す。

 そうして見つけたのは、ガルムに突き立てられた長剣。

 あれを取り返せば、起死回生――とは行かなくとも、仕切り直すことが出来る。そう考えた俺は、ハイガルムが飛び掛かる体勢に入った瞬間、最後の力を振り絞って走った。

 意識がもうろうとして、足がもつれそうになる。だけど、ここで足を止めたら、俺だけでなくカティアも死んでしまう。そう自分を奮い立たせて、残りの距離を走りきる。

 そうして長剣の柄を掴む――が、刀身がガルムに深々と刺さっていて抜けない。


『一希、来てるよ!』

「このおおおおおおおおおおおっ!」

 俺は思いっきり力を込めて、ガルムの遺体ごと剣を振るう。それは背後から飛び掛かっていたハイガルムの顔面に叩きつけられた。

 ――だけど、硬い毛並みで覆われたハイガルムに傷をつけるには至らない。

「しま――っ」

 ハイガルムの飛び掛かりをまともに受け、地面に押し倒される。そして即座に噛みつこうと迫り来る。そんなハイガルムの牙を、俺は持っていた長剣で受け止めた。

 熊かと言いたくなるような巨体の重圧に、両腕が悲鳴を上げる。恩恵と魔力で身体能力が上がっていなければ、とっくに踏み潰されていただろう。


『一希、融合を解いても少しだけ耐えれる!?』

『……囮になるとか、言わないだろうな?』

『違う、二人で生き残るための一手だよ!』

『――分かった。死ぬ気で耐える!』

 俺が答えた瞬間、カティアが融合を解いたのだろう。俺の中からカティアの存在が抜け落ち、それと同時に脱力感が襲いかかってくる。

 思わずハイガルムの重圧に負けそうになる。けど、俺は歯を食いしばって耐えた。

 刹那――ハイガルムが絶叫をあげ、俺の上から飛び退いた。その理由を考えるより先に、俺は気力を振り絞って上半身を起こす。

 目の前には、片目を傷つけられ、怒り狂うハイガルムの姿があった。


「一体なにが……」

「一希が引きつけてくれてるあいだに、折れた刀身で目を斬ったんだよ」

 見れば俺のすぐ後、満身創痍になりながらも微笑むカティアの姿があった。

「助かった……けど、これからどうするかだな」

 魔術を使うにしても、戦闘中はほとんど紋様魔術の刻まれた剣を使って戦っていたから、カティアの精霊としての力を取り戻すのにも、まだ数分はかかるだろう。

 カティアは負傷しているし……俺の剣で押し切るのは厳しいけど、ほかに手段はないかもしれない。そんな風に思ったのだけど……カティアは大丈夫だよと可愛らしく笑った。


「その剣を一度しまって」

「え、なにを言ってるんだ。魔力はまだ回復してないだろ?」

「良いから早く!」

「わ、分かった――って、え?」

 戸惑いながらも剣を鞘にしまう。その瞬間、背後に回り込んだカティアが抱きついてきた。


「カ、カティア!?」

「あと少しだけ魔力をちょうだいね」

 カティアが耳元で囁いた。

 その頃にはハイガルムも体勢を立て直していて、怒りの雄叫びを上げて駆け寄ってくるけど……もう恐れる必要はない。俺に抱きついたカティアが、耳元で詠唱を始めていたから。

 ハイガルムが飛び掛かろうと身を沈める――そのとき。

 光がハイガルムの額を打ち抜いた。


「終わった……のか?」

「うん。少なくとも、周囲に魔獣は見当たらないよ」

 カティアが答える。それからすぐに、俺達を呼ぶ声が聞こえてきた。どうやら、応援が駆けつけてくれたらしい。それを理解し、俺はその場に崩れ落ちた。

 

 

 明日の19時にエピローグをアップします。

 あれこれ秘密はそのときに。


 ちなみに、これは秘密でもなんでもないですが……

 精霊が契約主から魔力を得るのに、抱きつかなきゃいけないなんて事実は一切ありません。離れすぎるとダメですが、数メートルくらいなら距離は関係なかったりします。

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