マスク売りの少女
「マスク・・・マスクは要りませんか?1枚10エルです(10円)」
冬の真っただ中少女が一人手元の籠一杯のマスクを売っていた。
しかし誰も見向きもしない。
「うう・・・寒い。これが売れなきゃ冬を越せない・・・」
少女は座り込みうずくまる
「くしゅん!・・・・あぁいけないわ。そうだこんなにあるんだものマスクをしましょう」
少女は籠からマスクを1つ取り出し付ける。そのまままたマスクを売る
すると1人が男が現れた。
「貴方が付けてるマスクください。いくらですか?」
目と目が合う少女と男。
「1枚1000エル(1000円)です!」
少女はふっかけた。
「3セットお願いします」
男は即決した。
マスクを外す、そして艶めかしく渡す。
「俺もください!」「俺も!」
それを見ていた男共が次々買いに来る。
マスクは全て売れて少女は幸せになりましたとさ。