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恋愛対象

相変わらず基本口数が少ないヤマト君。


でも席が隣だとなんとなく話す機会も増えて。


いや、私が勝手に話しかける機会も増えて?


ヤマト君とはまたちょこちょこ話すようになった。


ちなみに中1では小学校から仲良いアケミと同じクラスだったから


アケミとは同じ部活のバレー部に入り


ずっと仲良しだったし


クラスの女子とも満遍なく仲良くしていた。


中1で男女が仲良く話してると


まあお決まりで


2人は両思いなんじゃないか?


と言われる確率ほぼ100%(笑)


この日餌食になったのは私だった。


「サトウとヒカリ、仲良しだよね〜。


隣の席になるのも2回目だし。」


「いやいや、隣の席だから話機会が多いだけだよ。


もちろん嫌いな人とかじゃないけど


恋愛対象じゃないっていうか、、、


私は今アイドルに夢中だから!」


そもそも私はまだタナカに未練が、、、あった。


バレンタインデーにチョコを無理矢理鞄に入れた後


当然何かタナカから言われるわけでもなく


きっと気がついてもいないし


やっぱりしっかり断わられて玉砕したほうが


諦められたかな〜


と考える日々だった。




「そうなの?


まぁ2人が付きあっても応援するよ。」




「いやいやないから。


とりあえず私の好きなアイドルが今夜歌番組にでるから!


応援宜しく。」


とりあえず話題を変えた私。


皆それぞれ好きなアイドルがいるから


好みが分かって面白い。


真面目系


ヤンチャ系


中学生はアイドルも大好き。


アイドルの話で盛り上がり始めて


ほっとした私に


アケミが


「ナイス」


と口パクしてきた。


アケミは私がタナカのことを好きなのを唯一知る人。


「助けてよ!」


と口パクで返したら


見ないふりされた。


あとで覚えてろ〜!

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