表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/58

【現在】抱きしめたかった

「アカリは今でも体温低いの?」


「え?私?もちろんだよ。

むしろ年齢上がって末端冷え性だってことに気が付きましたよ。

だから太りやすいし、まいっちゃうよね~。」


「そうか。

クリスマスの時さ、アカリが体温低いって聞いて、

え?抱きしめるチャンスじゃい?

「冷たいなら温めてあげようか?」とか言って、

抱きしめられるんじゃない?とか思ってたんだよね~。

まあ、シャイな俺にはハードル高かったわ。」


「何それ!すごいキザじゃん。ヤマト君ではないね。」


「だよな。わかってる。わかってるよ!

手をつないだだけで、照れすぎてアカリのこと見れなくなったしな!

でも、受験前に抱きしめて、お互い頑張ろうなって言いたかったんだよ。

抱きしめたかったよ。アカリと近づきたかった。」


「そ、そうか~。

でも、私にとってはヤマト君がまさか手を繋いでくれるなんて思わなかったから。

うん。すごい嬉しかったよ。

手を離した時はちょっと寂しかったし。

あ~!なんか、熱くなってきた!何言ってんの、私も。」


「ははは。照れるな。まじで。

とりあえず、手を繋げただけあの時の俺は合格だったのかな~。

あの後は電話もあまり出来なくなったというか、しなかったしな。

アカリから電話してくれることは、一回も!なかったしな。」


「ご、ごめん。なんとなく、ヤマト君が電話してくれるのを待ってたよね。

今更私からできないし、受験で気を使ってくれているんだろうなって思ってたし。」


「年明けにあっという間に俺の受験は終わって、アカリの受験の前に電話するかすごい迷ったわ。

そもそも俺が合格したって言っていいもんかも良く分からなかったし。」


ヤマダの噂で?、ヤマト君の合格は私も知ってたけど、

おめでとうっていうタイミングも私もないし。

わざわざクラスに行くのもハードル高いし。

でも、結局前々日位に電話くれたよね。

あえて前日じゃないところがヤマト君っぽかったよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ