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【現在】最初で最後のクリスマス

「俺、未だにアカリが女子校に行ったこと、後悔してるよ。

俺と遠距離になるのがきっかけじゃん。なんかほんと申し訳なかったよな。

一番楽しい女子高校生時代をさ。

もっと男の子と遊びたかったんだじゃないかって。」


「なんでヤマト君が後悔するのよ。

私が決めたことだし。

まあ、確かに共学が良かったかな~と思ったこともあったけど。」


「ほら!うわ~。俺のせい。」


「でも、高校の友達は一生の友達にもなったし、

女というものの実態を知れたし?良かったよ。

無事に大学推薦もとれて、大学もめちゃくちゃ楽しくてほんと青春だったし。」


「微妙に複雑だわ。大学って俺の存在ほぼないのに。楽しかったって。」


「ヤマト君だって楽しんでたみたいだけど~。」


「まあその話は今はいいや。あとでするよ。

てかさ、実は俺たちってクリスマスの日に会ったのって、あの中学三年生の時だけだよな。」


「そうだね。最初で最後のクリスマスだったね。

でも私にとっても、たぶんヤマト君にとっても恋人と過ごす最初のクリスマスだったよね。

まだイルミネーションとかの時間まではいられなくてさ。

でも、どこいってもクリスマスだらけで。

ほんとキラキラしてた思い出が残っているよ。

しかも初めて手をつないだよね。

修学旅行でキスしようとした人が、

なんでその時まで手をつながないんだっていうのもおかしな話だよ。もう。」


「いやいやいや。

まず最初に俺も恋人と過ごす初めてのクリスマスで。

ですから!もちろん!初めての彼女なので。

どういう距離感がいいのか、どのタイミングでどこまでとか、

色々分からなかったって話でしょ。

手をつなぐのもほんと俺頑張ったよね。

でもまあ、大人になってもそんなに積極的ではないけどな。」


「ふ~ん・・・。まあ別にいいけどね~。」


「なんだよ!

でも俺にとってもキラキラしたクリスマスだったわ。

人生で初めての恋人と過ごしたクリスマスだからな。」

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