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複雑

体育祭の日の夜。


やっぱりいつも通り電話をくれたヤマト君。


「なんか、複雑。

一位なんだけど、同率一位っていうのがなんか複雑。

かっこよく一人でしっかり独占一位とって、アカリにガッツポーズしたかったのにさ。

あ~。俺ってほんと決まんねぇな・・・。」


「いやいやすごいよ!

最初負けてたのに抜かしたじゃん。」


「また追いつかれたけどな。最後で。」


・・・・・・・・・


「でも一位だし!すごいよ!お疲れさまでした。」


・・・・・・・・・


「でさ、一応一位はとったから、中学で終わりじゃなくていいよな?

高校でも付き合ってくれるってことで。」


「う、うん。私でいいなら。宜しくお願いします。」


「よかった。うん。宜しくな。

これから受験勉強本格的だもんな。

俺も、一応筆記はあるから頑張るよ。

さすがにあまりにひどい点数だと困るし。

でもさ、アカリは本当に女子校でいいの?

俺のためにっていうのもなって、この間ひっかかってて。

俺の学校は共学だし。

あ、でもスポーツクラスだから、ほぼ男子だけどな。」


「うん。最初はヤマト君とのことを考えてって思ったんだけどね。

ほんと、それはきっかけだったっていうか。

ヤマト君、意外と心配性だしね。私、もてないし。

でも、前にも言った通り、

大学のことととか考えるとたまたま私にとってのいい学校が女子校だっただけで。

とかいいつつ、まだ受かるか分からないんだけどね。

滑り止めは共学だし。」


「正直に言えば、確かに離れてる分、女子校にするって言われてめちゃくちゃ嬉しかったけど。

アカリはしっかりしているから、色々考えた結果だったら良いんだけど。

とにかく今が受験勉強に集中だな。

電話も少し少なめにするよ。

アカリの両親に良い印象のままでいたいし。」


「うん。わかった。お互い頑張ろうね。」


「クリスマスだけ会わない?去年はクリスマスの日に会えなかったし。

イブかクリスマス。どっちか。

それで受験前は最後かな。」


「うん。どっちかね。塾の予定わかったら教えるね。」


受験の話題があるからか、最近電話での会話もスムーズ。

会った時もこの位会話出来ると良いんだけどな。






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