表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/58

夜会おうよ

GWのあと


ほんとにほんとうに少しだけ


なんとなく私達にカップルっぽい雰囲気が漂っている。


ような気がする。


お互いの気持ちを確認しあったからか。


前よりも気楽に話せる。


といっても、電話でだけど。


ヤマト君は推薦に向けて部活のほかのサッカーチームにも入っているし、


私は受験勉強で毎日忙しくしているので


会うことかしばらく出来ずにいる。


でも、相変わらずの夜の電話は続いていて、


少しずつ少しずつそんな雰囲気になっている気がする。


「もうすぐ修学旅行だけど、アカリは班活動誰とまわるの?」


「あーいつものメンバーになると思う」


「まじか。まあそうだよな。アカリと一緒にまわれるやつらが羨ましい。」


「私だってヤマト君と一緒にまわる女子は羨ましい。かな。」


「じゃあ同じだな。」


「うん。同じだね。」


·······


「あのさ、修学旅行の時に夜会おうよ。」


「駄目でしょ。」


「夜の少し位いいでしょ。」


「どうやって?」


「階段で。

配られた見取り図に非常階段があった。

二階の非常階段で、そこに点呼前の余裕持って19:30に集合な。」


「見つからないかな。」


「先生は点呼前は見回りない。

生徒なら別に知られてまずいことはない。

むしろ知れ渡ったほうが好都合だ。」


「私は付き合ってるのバレるの恥ずかしいな。」


「俺はバレたい。自分からは言えないし。

まあでも、とりあえず、俺は修学旅行の思い出として

2人で会いたいだけだから。

なかなか夜に会える機会もないしね。

楽しみにしてる。」


「うん。私も会えるのは嬉しいかな。」


「だな。」


修学旅行まで何度も会う場所と時間をお互い言い合った。


場所と時間を間違えないように。

必ず会えるように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ