試しに3ヶ月
「最後は大観覧車乗らない?
一応この遊園地の最大のウリらしいし、高いところ嫌じゃなければ。」
大観覧車!?
個室、密室、途中下車不可、30分。
さすがに会話なしはハードル高いけど大丈夫なの?
「高いところは嫌じゃないよ」
色々考えてたらそれしか答えられず。
それを聞いたヤマト君はさっさと並びだし
あっという間に乗ることに。
とりあえず向かい合わせに座った。
向かい合わせで座ればいいんだよね。
普通よね。
何が正解かわからない、、、。
なぜヤマト君は端っこへ?
すみっこ好きなの??
私の脳内はパニックだ。
「あのさ、単刀直入にいうけどさ。
俺はお前が好きなのは変わらなくて、付き合ってほしいのも変わらないんだよね。
どうかな。
二学期一緒に過ごして付き合ってもいいかなと思ってくれたら、
試しに三か月、中学二年の間だけ付き合ってみませんか?」
!?!?!?
「別にまだ俺を好きじゃなくてもいいから。
付き合ったほうが俺も色々都合がいいっていうか。
どうかな。」
どうかなって、、、。
どうなんだろう、、、。
実はさすがに私も誰かに相談したくて、アケミに今日のことを話したら
「とりあえず一回付き合ってみたら?
てかもう付き合ってる雰囲気だわ!
で、やっぱり無理なら無理でいいんじゃない?
失恋を癒すにはやはり次の恋よ!」
とかアドバイスされたけど、、、。
確かにこのままの状態が一番よくないよね。
付き合わないなら今日来るべきじゃなかったよね。
私も今日来たってことは、やっぱりヤマト君を気になってるってことだよね。
そんなことを一人で考えている間もヤマト君はじっと待っててくれてた。
「じゃあ、とりあえず試しに三か月ってことで。
宜しくお願いいたします。」




