出会い
今みたいに中学受験する人はクラスで片手位だった時代。
私も当然、地元の公立中学へ入学。
何校かの小学校が集まった中学だったから、
知らない子も多くて、
皆それぞれドキドキワクワクソワソワ。
そんな中学1年生で私とヤマト君は同じクラスになった。
ヤマト君は私とは違う小学校出身だったから、
最初は特段話をすることもなく過ごしていた。
きっとヤマト君もそうだったと思う。
私はタナカという男の子が
顔がタイプということだけで密かに憧れていた。
中学生まではとにかく面食いだった。
と思う。
友人に言わせれば、
ストライクゾーンがちょっと人と違うみたいで、、、
面食いには???がつけられているが。
ヤマト君とは
2回目の席替えで隣の席になった。
タナカは私の前の席。
ヤマト君は最初から私のタナカに対する気持ちに気がついていたらしい。
恥ずかし過ぎる!!
ヤマト君はかなりのシャイボーイで
自分からは話してこないけど
こちらが話かければ
普通に色々話してくれた。
中学生から知り合った男子だと
小学生から知っている男子よりも
ちょっと大人びて見えて
話すのも心地良かった。
どんな小学生だった?
なんでサッカー部に入ったの?
他愛も無い話に
嫌な顔せず
からかいもせず話をしてくれるヤマト君に
私はしょっちゅう話しかけていた。
タナカにも
その流れで話かけて
好きな音楽や好きなテレビ番組を
密かにGETして喜んでいた。
楽しい席だった。