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【現在】あれはない

「ないわ。あれはないよね。


私はヤマト君が本当に映画見たかっただけなのかと思ったよ。」



「ですね。なかったですよね。ほんとすみません。


俺もいざとなると何話せばいいかわからないし、


とりあえず女の子と二人で映画館とか初めてだし・・・。」



「いや私もあの時初めてだったよ。男の子と二人で映画館なんて。初だったよ。」



「ですよね。ほんと申し訳ないとしか言えないわ。何度考えても恥ずかしいわ。」



最初の映画(デート?)の話はこれまで何度もしていて、


そのたびに「あれはないよね~」というのがお決まりのパターンだ。


「まあ可愛かったよね。二人とも。


映画終わったあとちょうどお昼時だったし、中学生らしくマックとかでお昼食べてから解散とかね。


そんなこともせず解散ってかわいいよね。」


とか


「今みたいに携帯もましてやメールもない時代で、今日はありがとうとかフォローも出来ないしね。


不便な時代だったわ。」


とか


あの頃を思いだしながら話すのはなんだかんだ楽しい時間なのだけれど。



あの時の会話なしの原因は


ヤマト君はあの映画のようにいつか私とあんな風になれたらいいなと思ってずっと妄想してた


とか


どうやったら好きになってもらえるかなんの話題がいいか考えてたら何も話せなくなった


とか


そんな感じだったらしい。


家に帰ってすぐヤマダの家に相談しに行ったらしく


ヤマダに爆笑されたとか。



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