表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
160/162

成長する武具の有用性

ゴーレムを討伐した後も続けて《ワールド》級の魔物の討伐を繰り返した。


相手に合わせて相性の良い能力を的確に選択できればそれだけ討伐にかかる時間と労力が少なく済むがその為には識別した結果から相手の弱点を正確に判断する事とその上で自身の所持しているスキルと成長させた武具で使用できる能力の中からどれを使用すれば有効的かを正確に判断できる必要がある。


成長する武具のおかげで世界ワールド級の魔物相手に連戦をこなせるようになったが、最近使い始めたばかりなので、まだまだとっさの判断がうまくできなくて相手に対して有効な手段を選択するまでに時間がかかってしまう時があった。


そういった判断をとっさに出来るようになるためにもっと戦闘経験を積まないとな…

そう考えながら俺は成長する武具の有用性が思っていた以上であったので、町に戻ってから追加で成長する武具を扱っている人物がいないかを探す事にした。



俺が直ぐに立ち寄れる町を複数回ってみたが、どこにも成長する武具は販売されていなかった。

あまりにも見つけられないので、以前取り扱っていた人物に追加で入手する手段が無いか確認する事にした。


「クリスさんは金払いが良いので何とかしたいのですが、成長する武具に関してはなかなか難しいですね…」


俺が成長する武具を求めている事を説明すると直ぐにそう返事を返された。


「難しいって言うのは何か原因があるの?」


「えっとですね…成長する武具は製作するのにとても高い技術力と高ランクの素材が必要になるんです。

しかもそれだけの能力のある鍛冶士であれば普通に元の性能が高い武具を作った方が儲かりますからね。

以前私が取り扱っていたのは、そういった人たちが技術を磨くために練習で作成した物を販売させていただいていた物になります。

なので定期的に作成しているものでは無く次にいつ入荷できるかはわからないんですよね…」


ふむ…

そうするとただでさえ市場に出てこないものだから依然と違うタイプの成長する武具を手に入れるのはなかなか困難になるな…


「ちなみに成長する武具の作成方法を教えてもらえそうな人を紹介してもらう事は出来ないかな?」


普通の方法では入手が難しそうだと判断して俺はそう確認するのだった…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ