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アレックス最後の戦い  作者: 土師 三良
第三幕 我が名はアレックス
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悔悛告白 3

 それにあれは一方的な虐殺じゃねえぞ。グレイノーモアの連中は生意気に抵抗しやがって、俺の仲間を十二人も殺しやがったんだ。信じられるか、十二人だぞ? まさに鬼畜の所業だわな。それなのに俺だけが悪者扱いされるなんて……なんか納得いかねえよ。

 まあ、百歩譲って、堅気の連中に悪く言われるのはしかたないとしてもだ。〈教団〉(ニュー・オーダー)にまで嫌われるのは納得いかねえな。

 確かに俺は悪党だ。それは認める。だけど、〈教団〉とは仲良くしてきたつもりだぜ。大きな声じゃ言えないが、名のあるカッコーのために働いたこともあるんだ。いやいや、小さな声で言うつもりもねえよ。〈教団〉がらみの秘密は墓場の中まで持ってくから安心しな。

 もっとも、俺が墓場でおとなしく寝てるとは限らねえ。真導(ウェイク)で生き返って、娑婆に帰ってくるかもしれねえぞぉ。


     ――アレックス・ザ・ミディアムの悔悛告白

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