Ⅰ
読んで貰えるとうれしいです。
遥か遠い昔、世界は1つだった。その世界では圧倒的、絶対的な力を持つ《神》。さらにその下に《天使》と《悪魔》そして、《人間》の3種族がいた。
この世界では全ての人々が平和に、豊かに、創られていた。だがしかし、この全てを作り上げた神の寿命が尽きると知り、やがて神に変わる新たなる後継者を巡って3種族で戦争を始めた。
その戦争は、世界を3つに分けられるきっかけとなり、天使は、神から与えられた翼と不思議な力を使い、人間、悪魔に対抗し、悪魔は、神から与えられた圧倒的な戦闘力で対抗し、人間は、神から与えられた知能で対抗した。これにより、神が創った秩序は崩壊し、ばくだいな被害を被った。これを見兼ねた神は、最後の力を使い3種族が分かれるよう3つの世界を造り上げ力尽きた。
これにより、3つの世界ができたことで争いは消え、再び平和が訪れるようになった。しかし、この平和はそう長くは続かなかった。なぜなら、世界がまた1つに戻り始めたからだ。神の力は不完全で完全に3つに別れさせることはできなかったのだ。これにより、現代、1つになった世界で、新たな戦争が起きようとしていた。
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