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剣で描く者  作者: sourcreamお兄ちゃん
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プロローグ〜朝から出会う〜

暇なので創りました

よかったら感想とかくださいな

人間に誰しも特技を有する。

例えば俺、内村真うちむらまこと何の変哲もない名前の男子高校生、好きなな教科は数学。

そんな俺にも得意なことがあるそれは絵を描くこと主に風景画、そもそも親が漫画家ってこともあり俺は小さい頃から絵を描いてきた。

だが俺の通っている高校、私立彩御剣学園しりつあやみつるぎがくえんはそんな特技を必要としない学校であった、彩御剣学園は武力の向上を目指すとことを目的とした学校であり、基本的に剣術を習う、肉体派ではない俺にとって最悪と言ってもいい環境である。

なら何故ここに入ったのか?入学した動機は至極単純であり入学後の生活を考えずに入学をしてしまった。


(初恋の人と同じ学校に行きたくてここに通っている…かぁ)


今思い返すと本当にバカばかしい考えである、そもそも初恋は実らないって言うじゃないか。そんなことだったら中学の時にけじめをつけて告白して玉砕すればよかった…

うなだれながら通学路を歩く、俺を見て何か察したのか道行く人は俺を少し避けている。

幸か不幸か、全く――


「よう!おはよっ」


後ろから声をかけられる、振り向くと数少ない友人の大島カジキが俺に挨拶をしてくれた、俺も手を挙げて「よう」と元気のない返事をした。


「朝っぱらからネガティブオーラむんむんだな、また学校のことか?」


流石優等生にはお見通しかよ。

カジキは俺たち1年生の中でもトップクラスの成績で剣の腕もかなりある、上級生でも敵わないくらいだ。そんな秀才は落ちこぼれな俺にも親しく接してくれる


「はぁそうだよ、全くあの時の俺が嫌になるぜ」


「まぁまぁそんなこと言うなって僕は真の恋も勉強も応援してるから!」


母親か!とツッコミを入れたくなる。

蛇足だがカジキは俺の好きな人を知っている数少ない人間でありこれまで何度かサポートしてくれた


「幼馴染だからイケるかな…なんて思ってたけどやっぱ無理だわ」


「大丈夫僕が全力でバックアップしてやるから」


「言っちゃ悪いが、カジキがついててもななぁ俺の方がなぁ…」


「ダメだこりゃ」




他愛もない話をしながらカジキと俺は学校へ到着した

校門には生徒会の人たちが登校してきた生徒たちに挨拶をしている。


「おはようございます」


透き通るような優しい声、音楽を聴くように俺の耳へ吸い込まれる美声

今日は誰が挨拶してくれたのか、なんて一々気にしない俺だったが今回ばかりは意識せずにはいられなかった、何故なら挨拶をしてくれた美声の持ち主こそ俺の初恋の人物で幼馴染の


七代百合奈ななしろゆりなだったから―――

一応連載と言う形にさせていただきます

閲覧してくださった方々どうか御感想宜しくお願いします

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