表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/12

第8話 聖女の力①

投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。

待っていてくれた皆様、ありがとうございます。

更新が遅くなってしまうと思いますがこれからの読んでいただけると嬉しいです!

それではどうぞ!!

「もしかして・・・・。」とウィル様は唖然としていた。


「気づいちゃった?ぼくね、パルっていうの。聖女様を守る神獣だよ!あ、ちなみに聖女様はローズね!!」


「ローズが聖女・・・」と低い声で言ったのは、私がいることに気づき、部屋から出てきたシルビアだった。


シルビアの頬には涙がつたっていて、とても悲しそうだった。


気が付くと、シルビアは走り出していて、ウィル様がシルビアの後を追っていた。


いろいろな感情が渦巻いて、頬を触ると濡れていて、私は初めて、自分が泣いていることに気が付いた。


いままで、愛されたことがなくて愛というものがどんなものか知らなかった。


だけどウィル様の優しさに触れて、とても暖かくて。


魔物を抑える魔力のための政略結婚だってわかっているのに。


私はウィル様と一緒にいたいと思った。


シルビアを追いかけないで欲しいと思った。


きっと…______________


そのとき、「ローズ様。公爵様がおよびです。」とお父様専属の侍女が私を呼びに来てお父様の部屋まで案内してくれた。


パルが光魔法をかけてくれたおかげで涙は止まっていた。


コンコンコン…「失礼します。お父様、どのような御用でしょう。」


私がそう訊ねると、お父様は深刻そうな表情で「ローズ…、魔物が出た。土地が腐る前に力を抑えてくれ。」と言った。


お父様は私が魔法を使えるようになったからうまく利用したいのだろう。


だが、私には魔物を抑えるほどの攻撃性のある魔法は使えない。


「お父様、私には魔物を抑えるほどの力はまだありません。どうか、騎士団に要請ください。」


「そうか…。やはりお前にそんな力はなかったか。失望したよ。ローズ。」


わかっていても、言われると辛いものだ。


涙をこらえ、下を向いてうつむいていると、コンコンコンとノックが聞こえた。


「失礼します。」と扉を開けて入ってきたのは、ウィル様だった。


ウィル様は私を見てハッとした様子で「ローズ…。大丈夫?」と目元に浮かんでいた涙をぬぐってくれた。


「皇太子さま。どのような御用でしょう?」と話を遮るようにお父様が訊ねた。


「魔物が出たと報告を受けました。それとローズのことでお話が。」


「ローズ、席を外しなさい。」とお父様に言われ、席をはずそうとするとウィル様が呼び止めた。


「これは、ローズにも聞いてもらいたい話です。いいですか?」


そう言うと、ウィル様は話を始めた。





















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ