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もふもふもふもふふっ!! ~ ぬいぐるみのいるせいかつ ~  作者: 徳田タクト卍
☆ぬいぐるみたちと、もふもふでふわやかな日常☆
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もふもふたちを抱きしめながら、おやすみなさい。



「あ~ちくわ丼美味しかった~」


 お隣さんにもらったちくわを、親子丼のようにとろとろの卵でとじてみたら、ものすごく美味しかった。


「ちくわがまだたくさんあるから、明日もまたちくわ丼にして食べよ~♪」


 そんな独り言を言いながら、がちゃりと寝室の扉を開けると。


「ん?」


 私のベッドの布団の真ん中がもこっと膨れ、何やらモゾモゾと動いていた。


(静かだな~と思ったら……)


 クスッと小さく笑い、私は。


「あっれー?そう言えばぬいぐるみたち、何処に行ったんだろ~?お~いみんな~?」


 大きめの声でわざとそう言いながら、ゆっくりとベッドの方へと歩く。


「ま、いいや。先に寝ちゃっとこ~」


 と、布団をめくると。


「「「「「ばぁ!」」」」」


 と、ぬいぐるみたちがいっせいに布団の中から飛び出てきて、私に抱きついてきた。


「ぅわっ!あんたたちそんなところにいたの?」


 そこにいるのは分かっていたけど、知らなかったフリをする。


「へっへー!ビックリしました?ママ」


 くまくまは、まあるくてちいさなしっぽをぴこぴこと振りながら、目をきらめかせて言った。


「ビックリしたよ~も~!」

「イェーイ☆ドッキリ大成功♡」


 うさろんも、まあるいしっぽをぴこぴことさせながら、大喜び。


「ぼっ、僕は下らないって言ったんですけどね」


 そう言いながら、柴田さんもしっぽをパタパタ。


「母上、我輩ともっと遊ぶのにゃ~!」


 ちゃとにゃんも、しましまのしっぽをパタパタ。


「ちゃとにゃ~……ん、ごめんだけど今日はもう眠いかな?」

「あの、お疲れのところ驚かせてすみませんでした……でも、すみません、ちょっと楽しいとか思っちゃいました」


 私の腕に巻きつき、オドオドしながら言うスネービー。スネービーも、しっぽを小さくパタパタとさせていた。


「ううん、ビックリしたけど、楽しかったよ。ありがとう」


 と、腕に巻きつくスネービーの頭をなでなですると、スネービーは「えへへ」と、舌をちょろちょろさせながら、ちいさく微笑んだ。


「えー!スネービーなでなでされてるぅ!うらやま~!」

「ボクもなでなでされたいでしゅ!」

「我輩も我輩も!」

「ぼっ、僕は別に……でも、撫でたいのでしたら撫でても構いませんよ?」

「あ~もう、はいはい」


 みんなの頭をなでなですると、嬉しそうにしっぽをパタパタ、ぴこぴこ。


「……もう眠たいから寝るね」


 ふぁおと大きくあくびをし布団に潜ると、ぬいぐるみたちも一緒に布団に入ってくる。


「じゃ、電気消すね。お休み~……」


 電気を消しながら、私がそう言うと。


「おやすみなしゃい」

「おやすみぃ~」

「おやすみなさい」

「おやすみにゃ~」

「おやすみなさいです」


 布団の中で、ぬいぐるみたちはそう言いながら、私にもふもふと抱きついてきた。


 おやすみなさい。私の可愛いぬいぐるみたち。


 また、明日ね。





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― 新着の感想 ―
[良い点] みんなと一緒に寝たら気持ちよさそうですね( *´艸`) 本当に可愛くて癒されます〜♡ それではおやすみなさい(っ˘꒳˘c)Zzz…☆彡☆彡☆彡
2022/10/17 23:52 退会済み
管理
[良い点] きゃほ~♡♪ 可愛い~♡♪ びっくりドッキリ作戦!!大成功だね~♡♪ イエ~イ♡♪ ピコピコお尻♡♪ 徳田タクト先生の作品が読めるのは、ここだけなのだ!! イエ~イ♡♪ヾ(o´∀`o)ノ☆…
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