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もふもふもふもふふっ!! ~ ぬいぐるみのいるせいかつ ~  作者: 徳田タクト卍
☆ぬいぐるみたちと、もふもふでふわやかな日常☆
14/64

疲れた時は、もふもふぎゅっぎゅタイム。



 仕事から帰ってきて、お風呂に入って、夕飯も済ませた後。



「はぁ~…今日は何かつっかれた!」


 とふん!とベッドに座りながら言う。


「眠たいけど~…寝る前に、癒されたい!もふもふぎゅっぎゅタイムさせて~!」


 私がそう言うと、ぬいぐるみたちは「よろこんで!!」と言い、私の周りに集まってきた。


「まずは順番に抱きしめさせて。じゃ、くまくまから」


 私がそう言うと。


「ボクでしゅね!とう!」


 と、くまくまは私の胸にぴょんす!と飛びついた。


「くまくまかわいい!もふもふぎゅっぎゅ!」


 ぎゅーっと、くまくまを抱きしめる。くまくまも、ふあふあの綿の手と体で、私のことをぎゅーっと抱きしめる。


「次はうさろん、私の胸のなかにいらっしゃい」

「おっけーママン♡」


 と、今度はうさろんが私の胸に、ぴょんす!と飛びついた。


「うさろんかわいい!もふもふぎゅっぎゅ!」


 ぎゅーっと、うさろんを抱きしめる。うさろんも、私のことを抱きしめる。


「次は柴田さん、カモン!」

「はいはい、仕方無いですね~…」


 と、柴田さんはため息混じりに、私の胸にぴょんす!と飛びついた。


「柴田さんかわいい!もふもふぎゅっぎゅ!」


 ぎゅーっと、柴田さんを抱きしめる。柴田さんも顔を赤くしながら、私のことを抱きしめる。


「次はちゃとにゃん!」

「はいにゃ!母上!」


 と、ちゃとにゃんは、元気良く私の胸にどーん!と飛びついた。


「ちゃとにゃんかわいい!もふもふぎゅっぎゅ!」


 ぎゅーっと、ちゃとにゃんを抱きしめる。ちゃとにゃんも、私のことを抱きしめる。


「最後にスネービー!」

「は、はい!ママさん」


 と、スネービーは細い体をうねらせ、ぴょーん!と私の胸に飛んできた。


「スネービーかわいい!もふもふぎゅっぎゅ!」


 ぎゅーっと、スネービーを抱きしめる。スネービーは私の頬をすりすりと頬擦りする。


 みんなひとつずつ抱きしめると、最後に。


「はい、みんな一緒に~せーの!」



「「「「「「もふもふぎゅっぎゅ!」」」」」」



 私の胸のなかにぬいぐるみみんなを集め、ぎゅーっと抱きしめる。


 疲れを癒したい時は、やっぱりもふもふぎゅっぎゅタイムに限る。



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