花火が終わって
「ヒュ~ドン!ドン!ドン!」遠くで聞こえていた花火の音が連打に変わった。
僕は、その花火の音に合わせるように腰の動きを速め、そしてまどかと繋がったまま果てた。
僕は力尽きて、まどかの上に倒れ込み、そのまま、まどかを抱きしめじっとしていた。
花火を見終わった人たちが、ぞろぞろと堤防の上を帰るのが分かった。
「ケンジ君、寝ちゃったの?」まどかの上に覆いかぶさったまま、じっとして動かない僕を心配して、まどかが声を掛けた。
その声に僕は身を起こし、まどかに刺さったまま収縮を始めていた僕の分身を抜き取った。
僕は、持ってきていたティッシュを脱ぎ散らかした僕のズボンのポケットから取り出すと、中に溜まった精液が床に落ちないよう、そのティッシュで分身を包み込むようにしてコンドームを抜き取った。
まどかも自分の巾着袋からティッシュを取り出して自分の処理をしていた。
僕たちは、各々の処理を終えると、服を整え、人がいなくなったことを確認して、お社を出た。
外に出ると、それぞれが、財布から五円玉を取り出して、使用料代わりのお賽銭を入れて拝んだ。
『これから先も、ずっと、まどかと幸せな日々が続きますように……そして、学生の間は、まどかが妊娠しませんように』そう、自分に都合の良い願い事を心の中で唱えた。
まどかも、おそらくは、同じようなことをお願いしていたと思う。




