お社の中
そこは、子供の頃、何度か、遊びやかくれんぼで入ったことがあり、中の様子はよく知っていた。
十畳足らずのその小さなお社の中の壁には、真ん中に古い武者絵が飾られており、キツネや天狗のお面もあった。その他は、がらんとしていて、初めて入る者には恐怖の場所だったかもしれないが、すでに、中の様子を何度も見ている僕には何でもない空間だった。
「ケンジ君、こわい」まどかは、やはり、初めて見る中の様子を怖がり、僕にすり寄ってきた。
僕は、ここぞとばかりに、まどかを抱きしめると、そっと木の床の上に横にした。
そして、はだけた浴衣の隙間から、まどかの太ももと太ももの間に手を差し込んだ。
まどかは、武者絵やお面の恐怖でじっとしていた。
しばらく可愛い苺柄のパンティーの上から、そのまどかの大事な部分をいじり続けていると、そこが、しっとりと湿ってきているのが分かった。
僕は、起き上がり、自分のズボンから、コンドームの袋を取り出すと、ズボンとパンツを脱ぎ、いきり立った分身にコンドームを装着した。
まどかは、うつろな目を開け、「何してるの……?」と訊ねた。
僕は、「まどかが、妊娠しないように……」とだけ答えた。
その僕の答えを聞いて、まどかは安心したように、また目を瞑った。
格子窓から差し込む月の光と遠くで聞こえる花火の音だけが、その室内の静寂を消していた。




