夏休み
夏休み中、まどかは、美香などのいじめには関与していない中学時代の友達と遊園地に行ったり、映画に行ったりと、学校にいる時とは違って、楽しく生き生きと過ごしているようだった。
そんな中、「宝塚を見に行く」と言って、宮本さんや美香たちと一泊二日の観劇旅行に行った。
僕は、その話を、早くから美香に聞いて知っており、その日は勝手にまどかの家に泊りに行く計画を立てていた。
まどかが、元気を取り戻し安心したことで、だいぶたまっていた性欲が復活し、久しぶりにおばさんと一戦を交えながら、まどかのことも、話したいと思ったのだ。
おそらく、おばさんも、夏休みに入ってからのまどかの様子に、少し安心しているに違いないとも思った。
もちろん、おばさんが僕との約束を守らず、僕がまどかの学校でのいじめのことを、おばさんに話したことを、まどかにバラしたことや、『僕に任す』と言っていた、まどかのいじめのことを、学校に相談に行ったことなどについても、おばさんの身体をむさぼりながら、抗議しようと考えていた。
そのため、僕は、まどかが宝塚の観劇旅行に行く日に、「友達とキャンプに行く」と母に嘘のキャンプ旅行の予定を伝えていた。
僕は、まどかの家に行き、誰にも見られないように玄関のベルを押した。
すぐに、おばさんが出て来た。
「あら、ケンジ君、久しぶり。まどかちゃん、今日はお友達と宝塚に行ったよ」と言った。
「だから、来たんじゃないですか。おばさんとゆっくり話せると思って……」
まどかが元気を取り戻した今は、話よりも、おばさんとのセックスの方が大事だった。
「あら、そうなの……まーいいから早く上がって。お母さんやお姉さんに見つかるとまずいんでしょ?」そう言って、おばさんは僕を部屋の中に招き入れた。
おばさんは、僕を応接室のソファーに座らせ、アイスコーヒーを入れて持って来た。
「私も、あの後、どうなったのか、気になってたのよ……今日は、来てくれてありがとう」そう言って、僕に頭を下げた。
僕は、横に座ったおばさんの肩に手を回し、挨拶代わりのキスをしようとした。
おばさんは、顔をそむけ「ダメよ」と言った。




