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僕の性日記Ⅱ  作者: 水野 流
Ⅰ章 まどかのお母さん
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まどかの家で


僕は部活を終えて家に帰る前にまどかの家に寄った。

ちょうど、まどかのおばさんも帰ってきたところで、玄関の前で出くわした。


「あら?ケンジ君、何かご用?」


「山中先生に頼まれて、まどかさんの宿題のプリントと給食のパンを持ってきました」

僕は、それをおばさんに手渡そうとした。


おばさんは、それをすぐには受け取らず、玄関の鍵を開けながら「あら、それはご苦労さん。暑いから、まあ中に入って、ジュースでも飲んで帰って。おばさんも、のどからっから……」

そう言って、僕を家の中に招き入れた。


まどかのお母さんは、髪がショートで若々しく、こんな田舎ではひときわ目を引く『洗練された都会の女性』という感じの美人であった。


小学校の頃は、まどかとよく遊んだが、まどかと屋内で遊ぶときは、たいてい僕の家で遊ぶことが多く、僕はあまり、彼女の家に入ったことはなかった。だから、僕はまどかのお母さんとも、あまり親しく話したことはなかった。ただ、きれいなお母さんだとは引っ越して来た時から思っていた。


それと、小学校6年生の時、僕は友達たちと、まどかのお母さんのスカートの中を覗き見したことがあった。


それは、まどかのクラスのお母さんたちがPTAの会か何かで学校に来ていた時で、その時、僕たちは図書室の掃除をしていた。ちょうど、まどかのお母さんたちも、図書室に来て、そこに並べられた腰高の机に向かって、立ったまま、何かアンケートのようなものを書き始めた。お母さんたちのお尻が、僕たちの掃除をしている床の方に向けられたのだ。


その時、まどかのお母さんだけフレアのミニスカートだったので、床に這いつくばれば、中を容易に覗くことができた。そのことに、掃除をしていた友達の一人が気付き、僕たちに教えてくれた。それを聞いた僕たちは、順番にまどかのお母さんの後ろの床を拭き掃除するしぐさをしながら、上を向いて覗き見をした。


白いパンティーが、同じように白いお尻の二つの山に挟まれ、まるでパンティーを履いていないんじゃないかと思えるほどのエロティックさだった。


その時見たお尻の様子が、今でも強烈に脳裏に焼き付いていた。


そのため、まどかのお母さんに会うたび、その時のお尻が思い起こされ、とてもイヤらしい気分になっていた。実は、この時も、そのことを思い出していて、僕の分身が固くなりそうになるのを必死に我慢していたのだ。



少し腰を後ろに引きながら、家の中に入ると、畳に絨毯がひかれ、その上に応接セットの置かれた部屋に通された。まどかのお父さんは、銀行の支店長クラスの人だったようで、なんとなくお金持ちの雰囲気のする室内であった。


「まどかちゃん、盲腸になっちゃったのよ。昨日、急にお腹が痛いって言いだして、病院に連れて行ったら盲腸だってことで……今日、緊急手術だったの。手術は無事終わったんだけどね……まどかちゃんが『さみしい』って言うから、おばさん、家のこと済ませたら、また病院行かないといけないの……」


「ちょっとだけ待ってね、ジュース入れるから……その前に、ちょっと部屋着に着替えさせて……」


おばさんは、そう立て続けに言うと、あわただしく襖戸の向こうにある隣の部屋に行った。


僕がソファーに腰かけたまま、ふと後ろに目をやると、襖戸がきちんと閉められておらず、隙間からおばさんの入った隣の部屋が見えることに気付いた。僕の目には、こちらに背中を向け、着ていたワンピースの後ろのファスナーを下ろすおばさんの姿が入ってきた。

バサっと花柄のワンピースが床に落ちた。そこには、シミーズ姿になったおばさんの姿があった。


その姿を見て、僕は、リョウちゃんのお母さんと白石のおっちゃんとの交わりを思い出した。僕の分身が一気に固くなった。


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