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僕の性日記Ⅱ  作者: 水野 流
Ⅰ章 まどかのお母さん
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寝室にて


僕は、おばさんからの言いつけを守り、そのまま寝室に行った。


おばさんが開けるなと言った、ベッドのお宮が気になった。

『開けるな』と言われれば、開けたくなるのが人情である。


右側のお宮には、コンドームが入っていることを前回見て知っていたから、『開けるな』と、おばさんが言ったのは左側だと思った。


僕は、そっと、左側のお宮の引き戸をスライドさせた。



そこには、今まで見たことのなかった、細い長い懐中電灯のような棒状の何かが入っていた。僕は、初めそれが何か分からず、それを手に取り、まじまじと眺めると、懐中電灯ではなく、それでも懐中電灯と同じように電源のスイッチが付いているのに気付いた。


僕は、恐る恐る、そのスイッチを入れた。

『ぶいぃーん』という大きな音を立てて、その棒状の器具は回転を始めた。


僕は、その大きな音に驚き、すぐに電源を切った。

いわゆる、昭和の大人のおもちゃ『電動こけし』であった。


僕は、慌てて、その器具を元あったところに納めると、「おばさんが、それを使っている姿を想像した」


たまらなくなり、着ていた服を全部脱ぎ全裸になって、ベッドの布団の中に入った。


僕の右手は、いきり立った僕の分身をしっかりと握っていた。



しばらくすると「お待たせ……」と言って、おばさんがブルーのスケスケのネグリジェを着て寝室に入って来た。


おばさんの乳首と白いパンティーが透けて見えた。



「おとなしく、待ってた?」その質問に「待ってました」と、嘘の返答をした。


おばさんは、床に脱ぎ散らかされている僕の体操服や下着を見つけると、僕のかけている布団に手をかけ、『さっ』とその布団をはぐった。


僕の分身が、上を向いてそそり立っていた。


それを見て、おばさんは思わず吹き出して笑った。



「なに……?待ちきれなかったの……?」

おばさんが、大笑いをしながら言った。


僕は、その言葉に『コクリ』と頷いた。



「カッワイイ……」おばさんは、笑いながら、僕の下半身があるところに腰を掛けた。



「やっぱり、若いと、すごく固いのね」おばさんは、僕の一物を触りながらそう評した。


おばさんが、そのまま、僕の分身に唇を近づけようとした時、僕は昨日のことが気になり、質問をした。


「おじさんは、大丈夫なの……?」



その質問に、僕の一物に唇を近づけていたおばさんは急に顔を上げ、そして、こう言った。


「あの人は、私が何をしようと、自分の出世に支障が無かったら何も言わない……」


「あの人は、私が浮気しようが、そんなことには、全く興味がないの。自分だって、女性とのことは、好き放題やってるし……今日だって、出張とか言いながら、社の女の子と浮気デートに行ってるんだから……」


「あの人ね、本当は、私なんかとは結婚したくなかったの……あの人の頭にあるのは、自分の出世だけ。家族や妻のことなんて、どうでもいいの。あの人が、妻に求めてるのは、愛情なんかじゃなくって、家柄とか学歴とか自分の出世に役立つ人脈だけ……その、すべてを私は持ってないもん……」


「だから、若いときは、自分の職場の上司と私が寝ることを勧めたりもしてた……当然、私は拒否したけどね……それからは、私のことを、徹底的にさげすむようになって……」


「私ね、産まれて育ったのが神戸だったから、神戸の女子短大に入ったの。その2年生の時にスナックでバイトしてて、その時、あの人に出会ったのね。お店の常連で……お店に来ているときは紳士的で、素敵な人だと思ってた。それで、店の外でも会うようになって……お付き合いしている間に、お腹にまどかちゃんが宿って……」


「そのことを、あの人に告げたら、急に怒りだして……『俺の将来はどうなるんだ』って」


「私、その言葉を聞いてあきれちゃったけど、どうしても、宿した赤ん坊をおろすのが嫌で『私、一人でも産みます』って宣言しちゃったのね」


「そしたら、『そんなことしたら、俺の人生はめちゃくちゃだ!』って……私がバイトしてたスナックには、あの人の会社の上司とかも来てたから、私が、そのこと上司に告げ口するとでも思ったんでしょうね……そんなこと言う訳ないのに、バッカみたい……」


「そんな、あの人の様子見てたら、私の中で何かが壊れたみたいで、すっかり冷めてしまって……でも、産まれてくる子供のためには、この人の経済力にすがるしかないと思って……『結婚してください』って言ったの。泣いてすがったの……」


「それで、あの人は、結婚する気もなかった、自分の出世には全く役に立たない私と結婚したのよ……」


おばさんは、悲しそうな顔をして下を向いた。


「まどかちゃんが産まれたら、何か変わるかなとも思ったけど、何も変わらなくって……まどかちゃんが赤ん坊のころは、そりゃ、少しは抱っこしたり、可愛がってたけど、小学校に上がって、学校の成績が少し悪かったり、まどかちゃん、あの調子で小さい頃からお転婆だったから『勉強しろ、おしとやかにしろ』って口うるさく言うもんだから、まどかちゃんも父親になつかなくって……『お前に似て頭が悪い』だとか『お前の育て方が悪い』だとか……悪いことはすべて私のせい……」


まどかの成績は、クラスの上位の方で、決して頭が悪くはなかった。


「だから、私、まどかちゃんが社会人になったら、あの人と別れるつもり……つもりというか、絶対に別れてやる」おばさんは、一段と強い口調で言った。


僕は、そんなおばさんの話を聞いて、先ほどまで元気だった分身が『ふにゃふにゃ』と元の形に戻っているのに気付いた。


おばさんは、その話の後、しばらく下を向いていた。指で、目のあたりをこすっていたから、もしかすると泣いていたのかもしれない。


普段は明るく振舞っているのに、本当はさみしい人なんだと思った。

僕は、その重い話に、セックスどころではなくなっていた。



しかし、その暗い雰囲気も、次のおばさんの一言で、一気に好転した。


おばさんは、下に向けていた顔を突然上げると、僕の皮を冠った一物を見て、「どうしたの、元気ないじゃん……おばさんと、したくないの……?」と聞いてきた。


「好きなんでしょ?……嫌い……?」


僕は、そのおばさんの明るい問いかけに、思わず「好きで~す!」と答えた。


「おばさんも、だ~いスキ……」そう言って、おばさんは僕の一物に喰らいついた。


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