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僕の性日記Ⅱ  作者: 水野 流
Ⅶ章 転
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おばさんの決心


僕たちは、精魂尽き果て、ベッドの上に倒れ込んだ。


しばらくの間、二人とも声を発することもできず、ただ、「ハァハァ」と言いながら、寝っ転がったままだった。


おばさんが、やっと口を開いた。

「ありがとう……ケンジ君……」


僕には、まどかの『ありがとう』と同じく、おばさんの『ありがとう』の意味が分からなかった。


「なにが……?」やっとのことで僕は声を絞り出した。


「私、やっと決心ができた……」


「何の決心?」


「あの人と別れる……」


「えっ!?」僕は、思わず耳を疑った。


「別れるって……そんな大切なこと、こんな時に安易に決めちゃ……」

そう言いかけたとたん、おばさんが僕の言葉をさえぎった。


「安易に決めたんじゃないの……今まで、ずっと決断ができなかっただけ……」

「私、まどかちゃんが、社会人になるまでは、我慢しようと思ってたけど、もう限界。今回がいい機会なのよ。まどかも、もうすぐ高校卒業だから、それが終わったら私、ここを出て神戸の実家に帰る。私の実家、神戸でパン屋さんやってるから、しばらくは親に泣きついて、そこで働かせてもらうつもり……」


「……」僕は黙っておばさんの話を聞いていた。


「それとも、ケンジ君が、私のこと引き取ってくれる?……」話を聞いても何も言わない僕の顔を覗き込んで、おばさんはいたずらっぽく笑った。


「えっ!?」突然のおばさんの問いかけに、僕は言葉を詰まらせた。



そんな、僕の慌てる様子を見たおばさんは、さらに笑いながら「冗談よ……いくら私でも、そこまでずうずうしくないから安心して…… でもね、ケンジ君のお陰で、やっと、踏ん切りがついたの。ありがとう、ケンジ君……」

そう言って、僕の頬に『チュッ!』とキスしてくれた。


「だから、私の身体も高校卒業までだから、それまで大いに楽しみなさい」

そう言うと、おばさんは、自分の着ている服を脱いで全裸になると、僕のうなだれている分身に喰らいついた。


先ほど、果てたばかりというのに、その意表を突く、おばさんの攻撃にすぐに臨戦態勢となり、2回目の秘門への侵入をセイコウさせた。


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