表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Seventh Heaven~7回目の天国~  作者: S8k
序章
2/70

始まりの記録2

 実験を開始し、そこから5年、彼の実験は行き詰まる。


 そこに手を差し伸べる女性が現れた。

 彼女の名はロゼッタ、彼女は最愛の人を亡くし、悲しみにくれていた。

 そんな彼女には不思議な能力があった。

 それは彼が求めていた、脳の約10%を少しだけ越えた存在だった。

 彼はロゼッタを後に女神と呼んでいた。


 ロゼッタは腕のいい医師だった。

 優しく微笑む彼女は正に聖母マリヤの様で、彼の事を意味嫌っていた周りの人々とも不思議と彼のいる実験室兼自宅に訪れるようになる。

 彼女の医療の知識も去ることながら、彼女が病に犯されている部分や傷に触るだけで患者が治っていった。


 治癒の能力。


 それこそが彼の実験を進める必要不可欠なモノとなる。

 彼らは何百何千とも分からない人体の実験を繰り返した。


 彼は、内にある自分の疑問を知るために。

 彼女は、亡き最愛の人にもう一度合うために。

 彼らは神の領域へと、足を踏み入れていった。


 そして彼らは、ついに成功を納めた。

 その証拠に彼の実験ノートの最後には、こう書かれてたそうだ。


 『我々の実験は成功した。其の記念すべき成功の被険体こそ、私0と医師ロゼッタである事を此処に記す。  0(ゼロ)


 と。





本編にはまだ、いかない。けいない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ