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Seventh Heaven~7回目の天国~  作者: S8k
序章
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始まりの記録

発展をとげる前から都市が壊滅する前までの話になります。

 西暦2145年地球は医療・科学技術ともに素晴らしい発展をとげた。




 それはある学者の疑問から始まった。

 人の脳は約10%しか使っていないと言われている。

 では、使われていない部分を使えるようにしたらどうなるのだろう?

 その答えを探し続けた科学者が存在した。

 彼は0(ゼロ)と呼ばれていた。

 彼には名が無かった。

 誰も彼の名を知らなかった。

 何も無い彼に自然と0と皆呼ぶようになった。

 彼が何処で生まれ、育ち、知識を得たのか。

 その実験に必要な資金源など、記録は何処にも記されていない。


 彼は、何故人は無意識に脳にストッパーをかけるのか?

 何故歳をとるのか?

 何故人々は自由に生死を選べないのか?

 何故?

 なぜ?

 ナゼ?


 彼は何かに取り付かれたように実験を開始した。

 実験材料は、


 人。


 実験材料には彼、本人も入っている。

 非道とも言える彼の実験だが、一つ言っておきたい事がある。

 彼の実験に興味を引かれた者逹が居たと言うことだ。

 体が不充になった身内や、知人の死体を彼に渡していた者がいのだから。


 町の人々は彼のことを非人道的な殺人鬼、マッドサイエンティスト、死者への冒涜者。人それぞれ彼を呼び、指を指し拒絶していた。

 だが彼は人々にどう思われようと、どうでも良かった。

 彼は自分の内にある疑問と実験が全てだったからだ。

 奇人変人とは正に彼の事だと人々は思っていた。

 嫌、正しくは鬼人変人だと言う者が殆んどだった。


誤字や脱字などろいろあるとは思いますが、みつけしだい直していきたいと思います。

亀より遅い配信にはなるとは思いますが宜しくお願いします。


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