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俺だって異世界転生したい

作者: 久愚藁P

 部屋で「あーん、そんなところ舐めちゃダメだよ汚いよ」「グエッヘッヘー構うものかぁー」とか言いながら垂れたおしるこの缶の底を舐めとっていたのを、廊下から妹とその友達に虫を見るような目つきで目撃されてから間も無くのこと。

 閉め忘れていた部屋の扉を、妹が舌打ちをしながら足蹴に閉めたと同時に、精神に致命的なダメージを負った俺はあえなく死んだ。

 恥ずか死である。

 


 死による虚無。完全なる闇の中から声がする。

「たかしよ目覚めなさい。たかしよ」

 何度か繰り返される言葉に俺の意識が蘇る。

 しかし声が出ない。

「あら。ダメかな」

 いや、諦めないでほしい。もうちょっと粘ってほしい。

 必死に声を出そうとする。

「なんだ、生き返りたくないのかい」

 なんども試みるうち、それまで認識すらしていなかった自分の口が少しずつ動くのを感じる。

「お……、俺は……!」

「たかし……」

 微かな声だが相手には聞こえたようだ。

 俺は全力を注いで声に出した。

「俺はっ!!」

「やっと目覚めましたかたかしよ」

 伝えたいという気持ちが体を駆け巡り。暗闇の中から自分という存在が現れる!

「俺はたかしじゃねぇ!!」

 明彦です!


 そこには女神がいた。

 意識が完全に戻った俺はこの状況にピンときた。

 異世界転生ってやつだ。最近よくあるやつの。

 俺にもそのお鉢が回ってきたってことだ!

 定番の死後空間に女神と二人きり。

 これから俺は、なんやかんやでスキルを身につけたり、ステキアイテムをもらったり。

 そういや女神を連れてってのもあるじゃないか!

 いやー今からワクワクが止まらない。

 止まらない、のだが。

 ただ、目の前にいる女神は声から想像するより大人びていた。

 というか老けていた。

 老婆だった。

 女神? 他にいないし。服もそれっぽいが……マジか。

「たかしよ……」

「…………おばあさん。俺、明彦だから」

 聞こえたのかそうでないのか、無反応のまま口をくちゃくちゃさせている。

 少しの間。

「あれ? 聞こえ−−」と俺が尋ねようとすると同時に。

「たかしよ心して聞きなさい」

「だから」

「聞かんか!」

「でも俺ーーイテッ!?」

 杖を頭にぶつけてくるお婆さん。

「すんませんした」


 諦めた俺に女神のお婆さんは名乗る。

「私の名前はテレふぁ」

「テレファ?」

「テレ、ふぁ!」

「ファ!」

「ふぁ!」

「……あ。テレサ?」

 ンフーと深いため息で頷く。

 なんでちょいちょい不機嫌なんだよ。

「たかふぃよ、あなたに異世界へいく機会を与えましょう」

 さっきまで言えてたじゃん俺の名前!

 いや俺の名前じゃないし!

 もういい。異世界に行けるってんだから早めに話を終わらせてさっさと行こう。


「死んだ者のうち、選ばれたもののみ行ける世界へ……」

 ほぅ、選ばれたのか俺は。そう聞くと悪い気がしないな。

 どういう理由なんだろうな。

 やっぱ善人だとか? 知らないうちに神様的な存在を助けてたりしちゃったり?

「抽選で」

 くじ引き!

「十人に一人に当たる」

 しかもいい感じの確率だぞ!?

 ひょっとしたら知り合いとか行ってんじゃないかそれ。

 少なくとも知り合いに訃報はない、居ても近所の人。

 会ったら会ったでなんか気まずいだけだわ。


 そのあとお婆さんは長々と異世界の説明をする。

 喋り方がゆっくりだし、冗長なのでまとめると。


・いくつかの世界の中から自由に選んで転生できること。

・転生の際、好きな能力を身につけられること。

・”ふふぇーたふ”(おそらくステータス)はランダムに設定され、念じながらステータスと言えば目の前に自身の能力が表示されるということ。

・マッサージと運動を欠かさなくなったら最近は腰の具合が良いということ。

・午後2時からゲートボールの集まりがあるとのこと。

・俺に話しかけてくる異性はどうせ全て詐欺だから諦めろとのこと。


 ーー必要なの最初の半分だけじゃねぇかな。

 もう半分は私事を話しまくってるわ。

 しかも最後に至っては失礼じゃねえ?

 

 ツッコミたいが、ここで話を長くしても面倒だ。

 俺は死んだ目で返事をするだけの人形と化してやり過ごす。

 そして体感時間一時間くらいの話にようやく区切りが訪れ。


「では、特別な能力だがの」


 きたぜ。

 異能力。

 これは「もし1億円もらったらどうする?」並みにガキの頃によく話題にしたものだ。

 一つ特殊な能力を得られるとしたら何が良いか。

 しょーもない話だが、ついつい乗ってしまうテーマだ。

 そして、その話題になると決まって俺はこの能力を挙げていた。

「時間操作系の能力でおなしゃす!」

 ん? と一回片耳を向けたあと、どっからか取り出したクリップボードに挟んだ用紙に書き始めた。

 そして。

「若いのに随分とまぁ……」

 意味がわからない感想だったが。

 貰えればそれで良い。

 時間操作の能力は能力バトルものではかなり強力な部類に入ることが多い。

 俺の好きな漫画”徐々に奇妙な生活”では

 ストップしたり。コマ送りにしたり。チャプターの頭に戻ったり。ダビングしたり。

 さながら映画のブルーレイを操作するような力で歴代のボスたちは主人公たちを翻弄したのだ。

 そんな強力な能力、憧れずにはいられないッ!


 書き留めたお婆さんは何を思ったか機嫌良さげに言う。


「せっかくだからもう一つ付けても良い」とのこと。


 なんだお婆さん。

 さっきまでいやーな印象だったけど見直しちゃうわ。

 太っ腹すぎる。

 散々な目にあったと思ったが、これはチャラなんじゃないか。

 時間操作に加えさらにもう一つとは……!

 何が良いだろう。

 あまり強すぎてもな。

 待てよ……?

 何もバトルものの能力を選ばなくったって良い。

 戦闘パートはもらったようなものだ。

 ここはさらに、別の状況でもカッコよく活躍できる何かがあれば……。

 そうだ、探偵っぽく難事件を頭脳で解決したりするのも憧れる。

 ええと……そういうのはなんていうんだ?

「推理……力?」

 そう言うと、お婆さんはボードに書いていった。

「おお、おお。そうかい」

 何か納得したような満足したような感じだ。


「では、どんな世界に行きたいのかね?」

 ワールドを選択してくださいってやつよ。

 異世界転生ものといっても、近未来的なものやら現実世界のパラレルやらたくさんの種類がある。

 が、ここはもちろん剣と魔法でわちゃわちゃやる世界がいい!

 可愛いエルフ娘の耳をツンツンしてやるんだ。


「シンプルにファンタジー世界でお願いします!」

「シンプルなファンタジーね。ハイ。これで準備は整ったよ」

 ようやくこの時が来たか。


「それじゃあたかし。旅立ちの時です。

 ……もうそんな歳になったんだねぇー」


 意図してのボケかそうでないボケなのかわからなくって返しズレぇ!

 そのあとも、なんか昔はどうとか、若者はどうとか言い始めたお婆さんだったが。

 ふと手元のボードを見て何かを思い出したかのような顔をした。

 ……ようやくこの時が来たか。(二回目)

 そしてお婆さんは前置き無しに

「それー」

 といって、杖を横にスイング。

 俺の頭にヒットした。

「あがっ!?」

 世界はまた何もない暗闇へと変わった。

 


 ゴンッ!

 激痛によって目がさめ、起き上がる。

 そこは草原だった。

 地面にぶつけたおでこと横に大きなたんこぶができている。かなり痛い。


「おい、お前大丈夫か?」


 後ろから声がした。振り向くと俺と同い年くらいの男がいる。

 やっぱりいきなりヒロインとばったり、なんてのは都合が良すぎたか。

 まあーいいか。男でも。

 なんたって異世界。ハーレムとかツエーは確定ってなものですよ。

 なんたって俺は主人公ー!

「なんだ、お前も異世界から来たのか」

 こいつも主人公ー!

「名前は何てんだ? 俺はケビン」

 日本人だよなどう見ても。ははーん。これはこっちの世界じゃ新しく名前を名乗ってもいいのか。

 そりゃそうか。世界が変わってるんだもの。名前変わったって誰も気にしない。

 だったら〜。

「俺は、ええと。ーーマットだ!」

「へぇ……。よろしくなマット!」

「ああよろしくなケビン」


 よろしく世界。

 よろしくマット。さよなら明彦。

 

 ケビンは力強く握手をして来たあと。

「なぁ、ステータス見てみようぜ」

 と提案して来た。

 そうだ。確か念じながら言うと出てくるとか言ってたな。

「いいぜ」

「よし、じゃあ俺から。ステータス!」

 すると、ケビンの目の前に光の文字列が浮き出て来た。


 ……確かに。

 確かに目の前だ。目の前に現れている。

 が、これは……。


「さ、読んでくれマット」


 近すぎて自分じゃ読めない!

 設定ミスじゃないかこれ?

 彼が一人の時にステータスを確認しなかった理由がわかった。

 人に読んでもらう他ないわこれ。

 俺は逆写しになったその文字列を読み始めた。


「な、え。名前。”井上 蹴敏”」


 あ、ケビンって本名だ!

 なんかキラキラしてるー。

 ……さて次は。


「能力。漢検一級……」


 まさかの資格!


「おうよ。とるの難しいらしいからな」

「異世界だぞ。使えねぇよ?」

「使い道が限られた能力をうまく使いこなすのさ。腕の見せ所だろ」

「使い所がないだろって」


 ケビン。こいつはヤバイかもしれねぇ。

そのあともステータスを読み上げるが。


「体力:少々

 知力:ひとつまみ程度

 素早さ:スパイスが効いてる

 魅力:辛口」


 なんだこれ。味付けか? カレーか?

 具体性が全くないこのステータスをどう受け取ればいいんだ。

 知力ひとつまみ程度って表現はもういじめレベルだろう。

 これは、不安になってきた。


「おい、ケビン。次は俺のを読んでくれ」

「おう。開け。」

「す、ステータス!」


 出てこない。


「念じるんだぞ」

「ステータス!!」


 出てこない。

 そのあと何度も唱えたが一向に出る気配がなかった。


 あのお婆さん。確かに言ってたよなぁ……。

 説明を思い出す。


「あ。まさか」

「わかったか?」

「ふふぇーたす」

「なんだそれ」


 すると、目の前が眩しく光った。


「出た出た」

「出たのか。全くわかんねぇ」


 3文字くらいしか自分の目に映らない。さすがに近すぎる。


「飽きて来たし、上から読むぞ」


 飽きて来たって言うな。


「名前、たかし。

 おい、マットじゃねぇーじゃん。うはは!」

「本当の名前は明彦なんだよ!」

「たかしだろ?」

「明彦! いいから次読め!」


次は能力。異世界に来たのにわざわざ文部科学省認定の資格を身につけやがったこいつに比べたら。

そりゃあ、天地の差だってもんだ。


「能力。なんだ。一つじゃねぇじゃねぇか」

「ふふん。すごいだろ。しかも一つ目は−−」

「時短術」

「は?」

「なんだお前。時短術って、仕事に役立てるってか。いや主夫かな?」

「どっちでもねぇよ!」


 役に立たねぇー。

 時間操作って言った。時短術もある意味時間を操る術ではあるのかもしれない。

 けどそんなリアル目線な尺度で来るなんて。


「恥ずかしがるなよ。まあな時間は大切だからな」

「うるせえ! まさか、次は?」


 あのばーさんの反応。まさか。

 二つ目は推理力のはずだ。


「二つ目は、炊事。ほらやっぱり主夫じゃねぇか」


 ああ〜もう!


「なるほどな。俺も炊事にしとけばよかったかな。

 こりゃあ確かに便利だわ」

「うるせー」


 俺は泣いていた。


「おいおい、顔あげろって。読めないから」


 なんかもう。思い描いてたのと全然違うんですけど。


「で、三つ目」

「三つ目?」


 なんかあったか。何にも言ってないはずだが。

 いいや、この際、なんでもいい。

 一つでも特技が増えればまだ。


「ゲートボール2時」


 あのばーさん。俺の能力欄でメモ取ってた!!

 転送直前にクリップボード見たのって、このメモ見たのか!


 あのばーさん!

 あー。ダメだ。

 そのあともダメだきっと。


「下の欄は俺と順番が違うな」

「もう読まなくていいぞ」

「いやいや、知っとけって。自分の能力だぞ? どれどれ」


 もういいよ。

 知らなくていい。

 今後一切このステータスは開かない。

 開くときダサいし。


「素早さ:いいよね?」

ん?

俺に聞いた?


「知力:大事だよ」

うん!わかったー!


「魅力:話しかけてくる異性はどうせ詐欺」

ここでも言う!


「体力:怪我や病気には気をつけるんだよ」

ば、ばーちゃん……。


「わははは!

 なんだこれ意味わかんねー!

 コメントじゃん!」

「スパイシーな漢検に言われたかねぇー!!」


 気がつけば空が赤みがかって来た。

 このまま草原で夜を迎えるのはまずいぞ。

 こいつと一緒に過ごすのは特にまずい気がする。


 ああ、異世界。

 ハーレムとかオレツエーとか。

 憧れていたものがかなり遠くに感じる気がする。

 心なしか異世界に来たのに遠のいてる気すらする。


 いや。まだだ。まだ。

 ファンタジーの世界に来たんだ。

 エルフ耳はまだ触れる機会もあるだろう。


「なんか暗くなって来たな。そろそろどっか行こうぜ」

「わかってる。けどどっち言ったら良いか」

「ん? おい。上見てみろ」


 見上げる。

 すると、星が輝き始めるなかぞらから、一条の光がゆっくりと伸びては俺たちのすぐ横の地面を照らした。

 ミョンミョンと効果音を立てて、一人、亜人種が降りてくる。

 耳が長く。尖っている。

 映画で見たことがある。

 これは間違いない。


「ヨー○だ!」

「○ーダ!?」


 緑色の小人は著作権御構い無しに着地した。

 光が小さくなってやがて消えた。


「なんじゃおぬしらは?

 わしはそんな名前ではないぞ」


「喋り方もそっくりだ!」

「本物じゃん!」

「耳ツンツンしたい!」

 すっかりテンションが上がる俺たちに、緑色の小人は首を振り。


「すまぬが。

 今はおぬしらに構ってる暇はないのでな。

 はて、ここに来ているはずじゃが」


 そう言って耳を澄ます小人。

 すると。どこからともなく音が聞こえる。


 シュコー! シュコー!


 これは。……卿だわ!

 テーマ曲付きであの人が来るわ!


 草陰から勢いよく黒い影が現れる。


 小人の前に出現した影。

 それは学生服プラス、ガスマスクの少女だった。


 ニッチなニーズに対応!

 ガスマスク女子!


「おお我が娘よ。

 探したぞ。

 さあ、帰るとしよう」


 肌の色すら違う親子は再び現れた光に向かって歩いていく。

 その途中、ガスマスク少女はこちらを見た。

 いや、目の部分がはっきり見えないので、向いているってだけなのだが。

 俺を見ているような気がする。


「どうした娘よ?」

「ちょっ…シュコー!待っ…シュコー!」


 こもって聞き取りづらい!

 なんか、こっち来るぞ。


 ヒロイン的なあれか?

 あれだ、ガスマスクをとったら美少女的なノリだ。

 そうに違いない。そうであってくれ。

 でもわかってる。

 そんな望みはきっと叶わない。

 それでも、何かしらの劇的な出会いに違いないはずだ。

 この親子。エイリアンっぽいんだけど。

 いっそ連れて行ってもらいたいわ。


「ねぇ、そこの君? シュコー!」

「な、なんですか?」


 緊張したまま、次の言葉を待つ。


「絵画に興味ある?」


 あ、詐欺っぽい。

 エウリアンっぽいんだけど。


「あるって言え」


スパイシーが耳打ちするが放っておく。


「ないです……」

「シュコー!」


 そう答えると。何も言わずに光に入って行き、空へ吸い込まれて行った。

 そらの遥か遠く。星が一つ、強い光の尾を引きながらまっすぐとどこかへ消えた。


「宇宙船!?」

「あーあれが宇宙船か。初めて見たわー」

「いや、ファンタジーに宇宙船って!」

「ファンタジー? 何言ってんだ」

「何って、俺はシンプルにファンタジーってああああああっ!!」


 あのばーちゃん、”シンプルにファンタジー”を略して書いたりしたんだろうか。

 だったら全く別物やぞ!


「なぁー。すっかり暗くなっちまったよ。どっか泊まるところ探そうぜ。たかしー」

「くそー。あーもう疲れた。言い返す気になんねぇーよ。

 ……近くに人の住んでるところなんてあるのかー?」

「おい、見ろよあれ」


 遠くの山の麓あたり。キラキラと光がいくつも見える。

 村? 町? あるいは宇宙船?

 かなり距離がある。

 なんにせよ向かってみる他ない。


「行ってみようぜ!」


キラキラネームがキラキラしてる方向へ走りだす。

俺も走り出そうとしたが、あることに気づいた。


「おい。カンケン待て!」

「なんだよ。急ごうぜ?」


 俺は光っている方向の右側をゆび指す。


「よくみると正面はいくつも丘になってる。ちょっと回り道だが右の緩やかなところから行こう」

「……ふむ。言われてみればそっちの方が疲れなくていいかもな」


よく気づいたな。と言うカンケンに対して俺はドヤ顔で頷いた。


「だろ? 結果的に時間を短縮できるはずだ」

恥ずか死ってなんだよ

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― 新着の感想 ―
[一言] 笑えた おかげで気分がよくなりました 人を笑わせると言うことはとても凄いことだと思います これからも頑張って下さい
[一言] これきっとしょーもないやつだ……とか思いながら読んでったら普通に面白かったよクソぅー! 面白かったよー! 漫☆画○郎に出てきそうなババァが大変よろしかったです。いいババァ書いた、9割方ババァ…
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