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第03話 白の青年

「つまりこいつを教団に連れていくために、お前に引き渡してほしいってことか」



 晴れやかな早朝。宿に泊まっているアイ達は全員ヨータの部屋に招集された。

 ヨータは備え付けの椅子に座って腕と足を組み、彼の眼下にはアイとジフが並んで正座させられているのを、ベッドに腰掛けるカナと彼女の膝の上の仔竜獅子が眺めている。端的に言えばヨータの圧迫面談だ。


「……説明した通り、こいつは魔力の制御もままならない未確認魔力体……つまりニンゲンだ。一般人のお前達と一緒にいれば不慮の事故や何らかの事件に巻き込まれる可能性がある。そうなる前にこいつを教団の監視下に置く必要がある」


 議題に挙がる〝エスペル教団〟、そこに所属する立場のジフが理路整然と述べる。ヨータはしばし目を閉じて考える様子を見せる。


「ということは、だ……」


 しかし、再び口を開いたヨータはさらに激しい剣幕と化す。


「お前らエスペル教団様がちゃんとこいつを確保できてりゃ、俺の商品もこいつに壊されずに済むはずだったってことかぁ~!?」


 さすがのジフもヨータに怒りの矛先を向けられることは想定外だったらしく、猛獣に出くわしたような顔で一瞬狼狽えた。原因が発覚して爆発したヨータの怒号は止まらない。


「だったらこれはお前ら教団の不祥事じゃねぇか! ここでこいつを引き渡して終わりなら俺はただの壊され損だろうがよ! そんなに教団に連れて行きたきゃ、俺も一緒に乗り込んで直接クレームつけてやろうじゃねぇかよ!」

「ク、クレーマー」


 落雷すら幻視するヨータの荒れ様に、アイとジフも思わず揃って声を漏らす。



「っていうか、二人ともさっきからこいつこいつって、俺の話なら俺のこともっと丁寧に扱えよ!」


 話の渦中――引き渡しを要求される『未確認魔力体』本人であるアイが自分の扱いに気付き、咄嗟に抗議する。

 そもそもヨータとジフがこれほど揉めているのは、突如このビテルギューズ大陸に出現したアイの所在を巡ってのことだ。ジフの説明通り、この世界の魔力が定着していない状態のアイは、本人の意思に関わらず魔力を暴発させる恐れを持つ『未確認魔力体』だ。だが、それよりも前に運び屋をしているヨータの商品を壊してしまったアイは弁償をしなければならない。

 悲しきかな、どちらに転んでも現状のアイ自身に決定権はない。


 その間にもジフはなんとか対策を講じようと思案を巡らせ、宥めるように右手を上げる。


「南支部……ここから最も近い教団の支部に着くまでの間、すでに入っているお前達の仕事の予定に俺も極力合わせる。それが終わった後、南支部で未確認魔力体についての具体的な説明だけでも聞いてもらいたい。勿論お前の業務被害についてもそこで話をつける」


 思い付く限りの譲歩を示したことで、ヨータも一旦臨戦態勢を解いた。アイからはいまだ呼び方に不満げな視線を向けられている。一度息を吐いて冷静さを保つジフだが、頭の中は処理すべき問題で一杯になっていた。

 ――『今まで落とした任務は一つもないお前なら』

 ――『油断してしくじんじゃねーぞ』

 転移魔術で見送られる際に言われた、チームメイトのラスティの言葉が脳裏で反芻する。こんなクレーマーがアイの同行者だとは想定外にも程があるうえ、実際に損害が出ている以上こちらの部が悪い。だからと言って待機しているラスティとサギリを応援に呼ぶのも躊躇われる。素直なサギリはともかく、上官相手でも常に生意気なラスティがこの男と対面すれば余計にややこしくなるのは想像に難くない。

 作戦に一部変更が生じたが、南支部まで連れて行くなら引き続き自分一人で対処可能だろう。ジフは辛くも任務の続行を決意した。



「それと……これは今この場に関係はないが、お前達の安全のためにも聞いておきたいことがある。事情聴取だ」


 仕切り直しに、ジフは別の話題を切り出す。


「この未確認魔力体が出現した時、その現場――ステルカンデの丘に炎の柱が発生していた。だが炎の柱の消失と共に、こいつも姿を消していた。結果として別の場所でお前達が発見したようだが……そうやって不可解に移動したことも含めて、現象が起きた当時の深夜から早朝にかけて、何か知っていることはあるか」

「えぇ!? それって俺の話……!?」

「………………」


 ジフの問いに、ヨータとカナと仔竜獅子は記憶を遡り、ただ一人アイは自分を渦中とした事情聴取を開始されひやひやしている。物々しい話をされたからか、思案しているヨータはやけに神妙な顔をしている。


「……さあ。丘がどうとか炎がどうどか、何の話だかよくわかんねぇ。あの村の爺さん婆さんの噂話で初めて知ったくらいだよ。そもそもそれを知ってたら今頃こいつに商品を壊されたりしてねぇっての」

「わたしもアイと会うまで宿から出てないし、何なら初めて会ったのも宿の部屋だし」

「わかった。知らないならそれでいい。ただこいつを連れている以上、今後その現象に関わる事件に巻き込まれる可能性はゼロじゃない。その時のためにも俺が監視しているが、お前達も頭に入れておけ」

「張本人の俺も何も知らないんだけど……ほんとにいいのかよ……」


  関係性を見いだせなかったのか、ジフはあっさりと事情聴取を終える。アイだけはむしろ不安材料が増えてしまい、げんなりしていた。



「これで面倒臭い話は終わりだな。言質も取れた所で、早速だが今日の仕事はお前ら二人にも働いてもらう」


 アイとジフは正座から解放されたが、この場における主導権を掌握したヨータが次の話を始める。


「次に配達するのはこの宿からすぐの街、マルトクラッセだ。あそこはこの大陸の中で商業都市って呼ばれるだけあって、とにかく広いし人も建物も多い。そのぶん届け先も多い」


 彼は宿で貰ったマルトクラッセのパンフレットを掲げ、アイ達に言って聞かせる。


「数日かければ俺一人で捌けるが……手分けして運べば今日一日で全部終わる。するとどうなる、速達料金で追加のチップが上乗せされる! ここまでいろんな迷惑を被ったのは癪だが仕事において人員が増えた今はチャンスだ!」

「守銭奴……」

「なんか言ったか」

「いや」


 ヨータの商魂逞しさにはジフも閉口するほかないようだ。


「お客さんの所に着いたら必ず挨拶しろ! コンプレアンスエージェンシーってハキハキ名乗れ!」


 ヨータは念入りに仕事の心得を叩き込む。その時ふと、ジフが何かに気づいた顔をした。


「〝エージェンシー〟は代理業じゃないのか」


 ジフの指摘にヨータはふむ、と受け止め考える。


「お前らもうちの会社を名乗るからには、奴隷として仕事を理解しといてもらわねぇとな。うちはもちろん直接配達の依頼を受けることもある。けど依頼の何個かは他の企業が出す荷物を預かって、街の徒歩圏内や乗り物じゃ通れない場所へ代わりに配達するんだ。企業と客を仲介する代理ってことだよ」


 仕事に関しては徹底を心掛けているのか、説明する時のヨータはやはり丁寧だ。



「というわけでお前ら奴隷諸君は精々働いてくれたまえよ。朝飯食ったら十時から商品の仕分け、昼飯食ったらマルトクラッセで配達。街までは早くても歩いて二十分くらいはかかるからな。わかったな!」

「ねぇヨータ、わたしは?」

「カナはここに残って仕分けと整理をしといてくれ」

「りゅう~、よくわかんねぇけど大変そうだりゅ」


 相変わらずカナにだけはめっぽう甘く、カナの膝の上仔竜獅子も他人事のによう聞いている。


「いやお前、このまま俺達についてくる気かよ」

「んお?」


 すっかりくつろいでいる仔竜獅子に向かって、アイが思い出したように問い質す。


「下水道でお前らに助けてもらったからな! 貸しはちゃんと返さないとだりゅ! それにお前らが戦ってる所を見ておりぇもああいうことがしたくなったんだりゅ!」


 よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに仔竜獅子は仁王立ちして表情を輝かせ、拳を掲げる。


「でもヒトの仕事はよくわかんないりゅ」


 が、すぐさま体を丸めてくつろぐ状態に戻った。アイは何か言いたそうな顔で呆れていた。



 何はともあれ、今日のやることを明確化した所で、一旦各自の部屋に戻された(ジフは運良く空いていた部屋に教団の経費をツケにして泊っている)。仔竜獅子はカナに抱えられて行き、残ったのは元々同じ部屋に泊まっているアイとヨータだけだ。

 この頃には時計は九時二十分を回っていた。

 ――幸いと言うべきか、この世界の時間も、アイの世界とさほど変わらない数え方だった。詳しい理論はわからないが、冷静に考えれば、月と太陽が周回しているのもアイがいた地球と同じなのだから、時間の数え方が似通うのもなんとなくわかった気がする。



 ――ヨータとジフを会わせたらどうなるかと思ったけど、ヨータの力押しであのジフを言い負かせるとは……。内心そんなことを呟きながらも、アイは頃合を見てヨータに呼びかける。


「な、なぁヨータ、その……昨日電話してた時、俺のせいでごめん」

「電話?」

「俺の代わりに謝ってたんだろ。俺が商品を壊したせいなのに……」


 アイがおずおずと話すのを待たず、ヨータは右手でアイの頭を掴む。


「お前にやらせたところでさらに酷くなるのは目に見えてんだからあれでいいんだよ。そのぶん今日はきっちり働け。まあちゃんと謝ったことは褒めてやる」


 ひとしきりアイの髪を掻き混ぜながら言った。アイはボサボサにされた髪を払いつつも、表情に活気を取り戻し、ヨータを見上げる。


「わ、わかった! 頑張る!」

「じゃあまずは服を脱げ」

「うん! え?」


 会話の流れで勢いよく返事したが、思わず聞き返してしまった。ヨータは無言でつかつかとにじり寄り、アイはベッドに追い詰められる。


「やっぱり怒ってる!?」




* * *




 十五時三十分。

商業都市マルトクラッセ。アイボリー色の石造りの建物が青空の下に立ち並び、カラフルな屋根と店の旗や看板、寄り添うように咲く鉢植えの花と緑で彩られている。買い物や商談を楽しむ人々の賑やかな声が、街全体をより明るく賑わせる。


「ふぅ……なんとか終わった」


 街角のとある店から出てきたアイの服装は、赤いフードの付いたオレンジのアウターに、黄色い半袖のインナー。子供らしい茶色のハーフパンツと赤い紐靴に変わっている。そして右手の輝石を隠すためにも、赤い手袋をしている。この大陸で着られている服――ヨータのお下がりだ。

 今までは宿で留守番をしながらできる手伝いをしていたが、「街を出歩き客に直接会うとなると、このまま行かせるわけにはいかない」というヨータのもっともな指示により、元の世界の学校のブレザーから一転、こちらの世界にもよく馴染む姿となった。

 配達する商品は町の各所にある郵便屋で受け取り、ほとんどがショルダーに収まる量の小包みだったこともあり、昼下がりのたった今、全て運び終えることができた。安堵の息を吐いたアイはふと前を見る。所謂外国の商店街、もしくは市場と言ったふうに、煉瓦の道を挟んで様々な店が横一列に並んでいる。故に行き交う人々の数も多い。



 ……のだが、そんな人の流れの真ん中で、挙動不審に周囲を見回しながら立ち尽くす人物が目に留まった。

 短い髪の色も服の色も白色で、細身だが長身という、街の中では一際特殊な雰囲気を放っているせいだろうか。そうしているとその人物は通行人と軽く肩がぶつかり、脇に抱えていた本が地面に落ちる。

 当人がまだ気づいていない間にも、落ちた本の向こうから別の通行人が歩いてきたため、踏まれそうになる前にアイは咄嗟に飛び込んで本を拾い上げた。数歩手前で通行人が避けてくれたので事なきを得る。


「あ、危ないですよ、ここ!」


 とにかく今は人の流れから脱出しようと、白い人物の肩を叩いて誘導する。脇道に入ると街路樹とベンチが並ぶ開けた場所に出た。



「この本、落ちましたよ」


人混みから抜け出して落ち着いた様子の人物に拾った本を差し出す。

 アイに視線を向けたその人――白髪の青年の、グラスの中で透き通るソーダのようなアイスブルーの瞳と目が合った。間近で見れば肌も白く、どこか儚げな表情も相まって、正に雪や氷のような幻想的な雰囲気を感じる。


「あ……ありがとう……! 君が拾ってくれたんだ」


 青年は表情を綻ばせながら、差し出された本に触れる。その動きを目で追っていたからか――本の表紙がアイの目に入った。

 表紙に描かれているのは、とある青年の肖像画だった。亜麻色の髪に真紅の瞳。神々しさすら感じる白銀の鎧と朝焼けのようにたなびく外套を纏い、剣を握っている。

 それを視認した瞬間、本を持っているアイの右手の輝石が微かな熱を発した。


「ああ……これ、《救世主》の本なんだよね」


 輝石の異変と、苦笑交じりの青年の声ではっと我に返り、アイは本を青年に手渡す。


「救……世、主?」

「僕、《救世主》の色んな伝説を読むのが好きで……君も好きなの?」

「えっ、ああいや、むしろ今初めて見たくらいで……やけにオーラのある人だな~と思ってつい見入っちゃったんですけど……なるほど~救世主ならそりゃそうか」

「初めて……?」


 何気なく口にしてしまった言葉を捉えられ、アイはしまったと肝を冷やす。せっかく服を変えてこの辺りの人々に溶け込んでいたのに、うっかり墓穴を掘ってしまった。


「珍しいね。子供達の方がみんな《救世主》が大好きで、僕みたいな大人じゃ本を読み漁る人なんてほとんどいないのに」


 青年は自虐まじりに微笑む。あまり怪しまれずに済み、アイも苦笑いで誤魔化した。しかし、やはり表紙の肖像画が気になり無意識に視線が引き付けられてしまう。そんな様子を見る青年は「とりあえず座ろう」と促し近くのベンチに二人で腰を下ろした。


「《救世主》が気になる?」

「えっと……うん」


 青年の問いに、今更素直に答えない方が不自然だろうとアイは小さく頷く。


「この人はね、《明星の救世主》――アステルだよ」

「明星の……アステル……」


 教えられた名を、アイは自分の口で復唱する。己の五感が、不思議な感覚を帯びている気がした。


「そう。千年前に滅びかけたこのビテルギューズ大陸を救った、僕達の救世主。この人のおかげで今もこの大陸で生きていける。だから人々はずっと《救世主》のことを語り継いで、この大陸――人々の心に彼を根付かせたんだ」




 “――かつてこの大陸は《影》に覆われていた。


 あらゆるものの体と精神が《影》に蝕まれ、やがて朽ち果て、しかし《神》は救いの光をもたらさなかった。

 どこから始まり、いつ自分の番がくるのか……疑心暗鬼や私利私に支配され、恐怖した地上の者達の間では、瞬く間に不毛な傷つけ合いが広がった。


 《神》は天から交信を続けていたが、《影》に遮られたその声は地上に届くことなく、人々は《神》への信仰を捨て始めた。

 しかし、地上に残されていた《神》の言葉……すなわち《神語》を読み解く《大星座》の青年は《神》を信じ、その言葉に従い続けた。


 大陸中を巡り、五体の大精霊と契約を交わし、彼らの力を託された青年は、《影》がいる空を目指してフィエロレンツ聖国の陸地ごと浮上した。

 青年はついに《影》を倒し、己の輝石と御身を鍵として天の扉に封じ込めた。


 かくして世界は空に光を取り戻し、空には明星と朝陽が共存する一面の朝焼けが広がった。


 そして青年は、《明星の救世主》の名を残すこととなった――”




「……これは子供向けに書かれたおとぎ話の方だけどね」


 《救世主》の伝説を語る青年の声は柔らかく、しかし冷たさにも似た芯を感じる。言葉は雪解けのようにアイの中に染み渡り、語られる景色が脳裏に広がっていった。


「よく見れば君と《救世主》ってなんだか顔が似てるよね」

「えぇっ!?」


 聞き入っていた所に思わぬことを言われ、不意打ちだったアイは素っ頓狂に驚く。今一度表紙の肖像画を見てみれば、確かに《救世主》は成人の男にしてはあどけなさが残っている。だが自分と彼の顔が似ているかと言われると、アイ自身の主観ではいまいちピンと来ない。うんうんと唸りながら考えているアイを見た青年が小さく噴き出す。


「ごめんごめん。誰かと《救世主》の話ができたのが嬉しくてつい……でも君と《救世主》が似てる気がするのは本当だよ」


 最初はあまりに儚げで人形のようにすら思えた青年だったが、楽しそうに笑っている今の彼からは無邪気な人間味を感じる。


「俺の方こそつい聞き入っちゃって……お兄さん、「自分みたいな大人じゃ」って言ってたけど、むしろ俺みたいな子供相手にも話すのが上手いんだと思うよ」


 子供好きなのか、もしくは根が優しいのか。この世界に来てからというもの強烈なヨータや、良くも悪くもあけすけなカナ、冷淡なジフのような面々とばかり関わってきたため、なおさら青年の穏やかさがアイの胸に沁みる。当の青年は気恥ずかしそうに照れていた。


「今日この本を持ってたのは、この街の図書館で借りたのを返すためだったんだ。でも僕、いまだにこの街の道を覚えてなくて……迷子になってたんだ」

「おー! それなら俺、ここの地図持ってるよ!」


 気恥ずかしいついでか、先程の経緯を告白する青年。それを聞いて閃いたアイがショルダーからパンフレットを取り出した。図書館への道筋が見えたアルズがふと切り出す。


「……もし、《救世主》のことがもっと気になるなら、返すついでに一緒に図書館に行ってみる? そこなら他の本もたくさんあるから」

「う……うん!」


 期待に目を輝かせ、アイは笑みを浮かべて頷く。そんなアイを青年が眩しそうに見つめ、つられるように笑う。


「今更だけど、まだ名前を言ってなかったよね。僕はアルズ。君みたいな友達ができて嬉しいなぁ」

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