デジタル置き時計
液晶からオレンジ色の数字を表しているだけの物体が
絶えず気になるのである
一応なのだが
人は時間により
行動の繰り返しや
制限をされている
生きることは
時間そのものでもある
昔ならば
柱時計と言って
柱に大きなアナログな
時計が掛かっていた
さらには
ゼンマイ仕掛けであり
時折止まっているなぁとおもえば
ゼンマイの回し忘れである
ギリギリと何日かには
1度はゼンマイを
回してやる
確か時報も
ボーンボーンと言う
音を鳴らしていた
記憶が微かにある
時が経てば電池式の
時計へと変貌して行き
ゼンマイを回す機会は
ほとんど無くなったのである
そのうちに
クオーツとか言う
水晶発振の物になり
多少は精度が上がって行ったのである
さらには
電気式の時計も表れて来て
手作業は時刻合わせの
時だけとなるなぁ
時代は進み
電波時計なるものが
出現し
電波状況にもよるが
時刻合わせが不要となるのである
時代の変化としては
柱時計は
少なくなり
壁掛け時計となり
おそらく一番多い物は
置き時計であろう
デスクの上に置く
ベッドサイドに置く
いわゆるコンパクト化が
時代の変貌と共に
時計なるものも
変遷を経てきたのである
私は腕時計がキライであり
なんだか手首が圧迫されるような
感触が嫌なのである
よほど重要な事柄の
場合には装置して望むのだが
普段の暮らしの中では
装置しないのが
楽で良いのであるなぁ
と言うより
時間は自分自分で良いと思ってしまっている
のでもあるなぁ