表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
疑惑の恋心  作者: バルサミ・N・ぽん
一年生編
2/13

第二話

今日みたいに変な夢を見た時には家に帰らずに、大学に泊まるようにしていた。


その前に用事があるのでそこに行かなければならない。


約束の時間はあと少しだから急がなければならない。


大学のマップを見ながら、3分ほどで着いた。


扉には軽音部の文字がある。


他にも様々な部活やサークルがあったが、ずっと前から大学でやるなら軽音部と決めていた。


偏見だとは思うが、小学生は足がはやい人、中高生は運動部がモテそうという印象がある。


今までそういったものに関わったことがなかった。


大学では軽音部がモテそうといった偏見のもと入ってみたかったのだ。


だが、いざ前に来ると緊張している。


歌うこと自体は好きだが、軽音部という存在があまりいい印象がない。


それでも自分を変えるために踏み出すと決めた。


コンコンとノックをして


「約束していた佐藤です。」


「おぉ。待ってたよ。今年最初の入部希望者!!」


優しそうな人が出てきた。一安心だ。


「俺は高橋優太。軽音部の部長やってるんだ。」


「僕は佐藤直人です。」


と軽く自己紹介をした。


そこでどんな活動しているとかの説明を受けた。


その説明を聞いているときに2人の新入生らしき女の子がきた。


その2人は、10分くらいして軽音部の部室から離れていった。


「直人はどうする?入部する?」


「入部したいです!」


「オッケー。これからよろしくな。」


「直人は楽器の経験はあるん?」


「一応、幼稚園の頃にピアノを少しやってたんですけど、今はやってないですね」


「へぇ~。歌ったりはするの?」


「よくカラオケ行ったりしますね」


「いいじゃん!!ちなみに点数とかって聞いてもいい?」


「いいですよ。基本的には85点くらいをよくとりますかね」


「カラオケでは、どんなジャンルを歌うの?」


「ロックバンドが今はよく歌ってますね」


「最高だよ!ボーカルできる人も少ないから助かるよ」


それから、趣味の話などを10分くらい会話をした。


「今日はこれくらいで失礼します。」


「わかったよ。また今度な」


といって別れた。だいぶ疲れたなと思いながら、


大学で人気がない所パソコンのある部屋に向かうことにした。


部屋につくと珍しく電気がついていた。


入るとさっきあった女の子がいた。


スピーカーから聞こえた音から判断すると最近流行りのアニメPVをみているようだった。


どうもといいながら会釈をしあってから部屋の奥にあるパソコンで好きな音楽を聴いていた。


俺も気にせずに動画をみたり、好きな曲を聴いたりしていた。


1時間ほど経ったくらいで寝落ちしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ