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疑惑の恋心  作者: バルサミ・N・ぽん
二年生編
13/13

第十三話

この話で最後です!!!

デートの日がやってきた。

前日の夜から緊張でどうにかなりそうだった。

やっぱり告白をやめようかとも思ったが、それはいやだと思った。

告白をせずにモヤモヤを抱えるくらいなら、いっそ砕け散ってしまった方が今後の為だ。

と自分を言い聞かせた。


映画館の前で待っていたが、ドキドキが止まらかった。

心臓の音が周りにも聞こえているのではと思うくらいだった。

今回も時間ピッタリ来てくれた。

服は前回と違い、じっくりと見てしまった。

紫色の長袖で、黒のロングスカートだ。

しどろもどろにながらも、


「おはよ。めっちゃ似合ってるよ。」


と伝えることができた。


「ありがと。行こ」


と、言って手を引っ張られた。


その映画は全くと言っていいくらいに集中出来なかった。仕方ないと思うんだ。

"楽しんでくれてるかな"とか振られたら立ち直れないな"とか色々な感情・思考がグルグル回っていた。


映画の後は少しカフェで映画の感想を言い合った。

ほとんどわからないかったら、どうしようとか焦っていたが意外とちゃんと覚えていた。

1時間ほどのんびりして、


「そろそろ出ようか。お手洗いに行ってくるけど、どうする?」


「私はいいかな」


「オッケー。ちょっと行ってくる」


と声をかけた。トイレで心を落ち着けて、鏡の前に入念におかしなところがないかを確認し、

"蛙化"されたらダメというネットの情報を信じ、会計を終わらせて席に戻った。


「お待たせ、駅まで送るよ」


「ありがと」


カフェから出て、少し歩いて、呼び止めた。


「中村さん、あ、あのさ」


「ん?」




「す、好きです。付き合ってください」

こんな拙い作品を最後まで見ていただきありがとうございました!!

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