表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

とっつぁんぼうやが話

、、、、フエクォ、隍ヲ、ォ

 やあ、君ははじめましてだね?

タイトルが文字化けしているのが気になって覗きにきてしまったのだろう?そうだろう?

でもこのタイトルは特に深い意味はないから詮索しないでほしい。

意味の薄い文字列をあれやこれやつついたって君は面白いかもしれないが、僕はつまらない。


そうだなぁ、いま僕は語る気分じゃないから君が語ってよ。


 僕は色んな世界を夢見るんだ。いま目の前に居る君も、僕の眺める世界の人物なのだろう?

次から次へと現れては消えていく、そんな忙しない記憶のひとつだ。出演料も出ないのにごくろうなことだね。

こんな纏まりのない場所で噂話をしてるんだ。又聞きだったり、直接見たり、伝承だったり。嘘も多い。

君はどんな話を持っているのかな。聞かせてくれないかい。

・・・

あー、あー、君の話は長くなりそうだからやっぱりいいや。

 それより聞いてくれない?朝おきたら手の爪が全部縦に割れていたんだ。

親指は縦に一本、人差し指は縦に二本、なんて具合に。指先からじんじんと伝う痛みを感じながら割れ目を数えてしまった。8本目を数え終わる頃に洗面台の蛇口から水が勢いよく噴出して・・・

あれ?君の家の蛇口が開く音がしなかった?きのせい?そっかぁ。

でも今は後ろを振り向かないほうがいいよ。あまりまわりを見渡さないほうがいい。


 ・・・暇だよね?ずっと前を見ているだけじゃ暇だよね?その気持ちわかる~。

しょうがないから今回は僕が語ってあげるよ。


 さっきも言ったように僕はいろいろな世界を覗けるんだ。でも何一つ干渉できない。僕の声は誰にも聞こえない。

君には聞こえているのかな。まさかね。


 少し早いけど、もう目が覚めてしまうよ。これからって時にすまないね。毎回ここには長く居座れないから語るものも短めのものになってしまうだろうね。

 また運よく出会えたら話の続きをしようよ。もちろん君が語ってくれてもいいんだよ。

・・・

あー、あー、君の話は長くなりそうだからやっぱりいいや。


とっつぁんぼうやが、架空のいろんな伝承や物語をまるで映画を見て来たかのように語ってくれる話です。

終始こんな感じで進むと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ