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君に夢中   作者: 紳城 零
7/9

第七話

「順風満帆」

彼といると楽しい

彼といると幸せ

思わず嬉しさがこみあげてくる。


朝の8時。

早く目が覚める。

「うーん、よく寝た」

緊張しているはずなのに昨日はゆっくり眠れた

8時かぁー

まだ二時間あるな。

でも余裕をもって支度しないと。

そういってベッドを降りるのだった。



私はマンションの前で彼を待つ。

緊張するなぁー

一応、お洒落はしたんだけど大丈夫かな?

メイクは大丈夫かな?

そういって身だしなみを確認する。

すると彼らしき車が見えてくる。

幸人さんだ。私は手を振る。

すると幸人さんが運転席からニコッと笑ってくれる。

「待たせたね。綾」

彼の私服姿を見る。

かっこいいなと見とれてしまう。

「綾?」

彼の言葉にはっとなる。

「ご、ごめんなさい。あまりにも素敵で」

「えっ? あ、ありがとう」

「綾も素敵だよ」

彼が耳元でささやく。

私は思わず顔が真っ赤になる。

「真っ赤になって可愛い」

そういって私の頭を撫でる。

絶対子供扱いしている。

そう思いながらも彼の行為をただ受け止めるのだった。


車に乗り、映画館に向かう。

映画館に着くと人が大勢いる。

迷子になりそう。

「迷子にならないように手を繋ごうか?」

「えっ?」

彼はテレパシーが使えるの?

私が思っていた事を口に出す彼。

「う、うん」

そういって迷子にならないように彼と手を繋ぐ。

それぞれ部屋があり、私たちは5番スクリーンに入っていく。

5番スクリーンに入るとカップルだらけ。

人目をきにせず、イチャイチャしている。

若いっていいなぁー

そう思いながら席に座るのだった。

席は一番後ろで見やすい位置だ。

同僚さん、いい席取ったな。

「大丈夫?狭くない?」

「大丈夫ですよ。むしろもっとくっついていたい。なんちゃって」

私は照れながら冗談を言う。

でも彼は本気でとらえたらしく私の手を握る。

「幸、幸人さん?」

「もっと恋人らしいことする?」

そういって顔を近づける。

この体勢はまずい。

そう思っていたが彼を受け止めようとする。

すると彼は笑ってくる。

か、からかわれた。

「幸人さん。ひどい」

「ひどくないよ。もしかしたら本気でとらえた?人前でキスはしないよ」

「もう」

期待した私が馬鹿だった。

彼が笑う。

私もつられて笑う。


映画が始まり、私は黙って映画に集中するのだった。

映画の内容は童話を元にした実写版だった。

実写版だとイメージ崩れるけどこの作品は面白い。

私がちらっと彼を見つめる彼は私を見つめていた。

はずかしくなり、目線をそらしてしまう。

手も握られているし、私のドキドキが伝わっているかな。

ドキドキしながら映画が終わるまでずっと彼の手を握っていた。


映画がやっと終わり、緊張感から解放される。

「いい映画だったね」

「そうですね。あの最後のシーンにはうるっとしてしまいました。」

「俺も」

そういって感想を言いながら映画館を後にした。

お昼を食べ、幸人さんの提案でショップ巡りをすることになった。

色々なショップがある。

アンティークなお店に

可愛いお店まで

色々な不思議で面白いお店がある。

久し振りのショップ巡りは楽しいものだった。

外はすっかり夕方になり、建物を照らす。

その景色が幻想的でずっとテラスから眺めていた。

「そろそろ帰ろうか?」

「そうですね」

そういってテラスを出る。

車に乗り込み、建物を後にする。

楽しいデートだったな。

彼のリードがうまかったおかげかな?

デートが無事にすんで良かったなぁ。

そういって安心したのか疲れが出てくる。

彼は寝てていいよと言ってくれたのでしばらく寝ることにした。

どのくらい時間が経っただろうか。

目を覚ますと私の家についていた。

楽しい時間が終わったな。

彼が車の扉を開けてくれる。

「デート、楽しかったです。ありがとうございます。」

「こちらこそありがとう。楽しかったよ」

「また、誘うね」

「はい、ありがとうございました。」

「明日は一日仕事だから。ごめんね」

「いいえ。今日だけでも過ごせて良かったです」

「じゃあ。おやすみなさい」

「おやすみ」

そういって振り返るとまだ彼が立っている。

彼は私の姿が見えなくなるまでたっていた。

私は幸せなものだな。

そう思い、部屋のドアを開けるのだった。


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