9話目 チクチク石…恐ろしい子ッ!
オハヨウゴザイマス。
やはりここは現実か…夢であってほしかった。
ああ、青い空と眩しい太陽が見た…いや太陽は見ちゃあかんわ、目え潰れる。
うーん、喉が渇いた。
水…
そうだ…水…ねえじゃん。
うわーどうしようー食料問題解決してないやんー
あれ?水って食料か?
いやまあそんな事はどうでもいいんだ、腹にたまれば皆同じ、けど蝙蝠てめえは許さん。
でも特に腹痛とか無いし大丈夫か。
んでもってだな、とりあえず水を確保しなきゃならんのだ。
でもどうだろう、水がありそうな場所なんて…知らぬ!
洞窟とかってどこに水があるんだろ。
…んーまあ今んとこ喉乾いたって言ってもそこまでじゃ無いしやばい時はーまあなんとかします。
ん?なんか手の傷が心なしかすこーしだけ治ってきてる気がする。
と言うか結構治ってるんだけど。
結構手ボロボロだったよ?
まあボロボロになるまで作ってたんかい!って思うけどさあ。
でもこういうのは私結構あったからなー公園の砂場じゃないとこで。
…もちろん昔の話だよ?公園のやつは。
いやだってさあ、いっつも砂場占拠してるやついたからさあ。
そっちいくと睨まれるし。
だから私が公園の隅辺りで土耕してたから、素手で。
あ、そうだ、そういえば一回朝早くから公園にいって砂場の土と普通の土混ぜて量をかさましして土でかまくら作ってやったわ。
ふはは、ざまーみやがれ占領してたやつ。
もちろん、水を少しずつ土にたらして乾かして固めたり中にに木の枝とかいれて強化したやつをな!
きっと崩すのに苦労しただろう。
大丈夫、私は多分それ以上に頑張ったから。
だって私シャベルとかバケツとか一切使ってなかったもの。
私は体力と丈夫さが取り柄だもの。
あれ、岩削れたのってこれのせいか?
この経験のせいなのか?
うん、話を変えよう。
それで…ステータスの詳細…はなんか面倒になってきたからいいか…後で見よー
えーと異常あったら怖いので状況確認します。
部屋、異常なし。
で、外は…大丈夫か?音はしないけど…まあ異常なしかな。
部屋の隅にあるチクチク石は…異常な……ん?あれ?
い、異常ありです!
形が少し変わって一回り大きくなってます!
いやなにこれ石じゃないの!?新手の生物!?
でも動く気配がありません!
しかし所々色を変えて淡く光っております!少しね!ボヤ〜っとした感じでね!
と、いうかなんか土が剥がれてその剥がれた場所から光ってるから…やっぱり土が付いてるだけ…?
払って見たいけどチクチクしてるから出来ないんだよね。
やろうものなら手が大惨事になると思うし。
…道具も無いしなぁ……やっぱり放置かな…うーんでももしものことがあったら怖いし…
勿体無いが〔Q&A〕使おうかな…でもミニ洞窟から放り出しちゃえば解決するような…うーん悩むな。
まあでも聞いといて損はないと思うんだよね。
ってことで使います☆
〔Q&A〕発(ry
『チクチク石の正式名称とその説明・・・魔結晶。魔力を持つ生物は死んだ際に魔力がほとんど散る。それが特定の場所の一箇所で魔力を持つ生物が大量に死ぬとその散った魔力が混ざり合い、結晶化する。しかし必ずしも結晶化するとは限らない。中にはごく稀に魔力同士が反発しあって爆発を起こす物もある。』
『残り使用回数あと15回』
ふーん…え、じゃあここ連続殺人現場みたいな感じじゃないの?
しかも寝てる間に一回り大きくなってるって事は近くでまた殺人(?)が起こっていた…って事は結構ここ危ない?
魔力か…一応私にも魔力はあるけど魔法だけ無いしなー…練習したらいけんじゃね?
…この魔結晶って持ってる意味があるのか?
…まあ観賞用にはいいか……いろんな色に変化するバスケットボールぐらいの大きさのウニっぽいやつを見てる感じだけども…
せめてなんか使えればいいんだけどな…ほら、ゲームとかによくあるじゃん?
このアイテムを使うと攻撃力が上がる、とかさ。
…無いか!!
うーん魔法使えないって事は魔力もってても無意味なのかね。
よくわからん。
こう…魔力だけでもなんとかならんの?
気力でなんとか…ぬぅううううああああああ!
かぁああああめぇえええええええはぁああああああめえええええええ!
ゴッ
ん?後ろから音が………
……oh…魔物(モグラ風)が魔結晶にぶつかって鼻から血を流しながらのたうち回ってるぅ…
痛いよね…それ…しかも一回り大きくなってるし重さと鋭さも増してるだろうからね…
下から来たしね…
…あれ?でもモグラって鼻が目の代わりしてるって聞いたことがあるような無いような…
え、それだったら結構やばくない?死活問題じゃない?
「ギュー!ぎゅg£<*£~£+$$&:;!!」
ちょっ暴れないで!魔結晶がさらに刺さるから!
ぎゃあああああああ!暴れながらこっち来ないでぇぇえええええ
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ごめんよモグラくん…私が非力なばかりに……(モグモグ)
あ、モグラくん(蝙蝠よりは)美味しい。
でも火は通したいですね。
やっぱり生肉はグチャグチャする。
内臓とか特に嫌な感触がしたりするからね。
…お腹は膨れたけどまだ半分残ってるんだよねこれ。
大きさについては私の3分の2ぐらいの大きさ。
食い切れる訳がねえ。
ごちそうさま。
……はあ…モグラくんが開けた穴埋めなきゃな…
作「めちゃギリ投稿です…すいません…」
雫「1ヶ月の間に書く時間なんていくらでもあったじゃん」
作「こっちにも事情があってだな…」
夏「何言ってんの、あんたこの1ヶ月の間他のゲームで遊びまくってたじゃん」
作「グッ(吐血)…い、いやでも…」
雫「見てください皆様、遅れた理由をゲームの所為にし、それがバレてもなお、言い訳をしようとするゴミ未満の作者です」
作「ゲフッガッ!(断末魔)」
夏「お姉ちゃんオーバキル!オーバキル!」